空中技も次々と。

エンジェル選手が惡斗さんをキックで場外に追いやって,エプロンからトペを放つ。

米山選手もコーナー最上段に昇ってプランチャ。続いてイオさんがケブラーダ。



満を持して世Ⅳ虎さんが飛ぶ…!!と思いきや,なぜかここでセコンドについていたゆずポンがコーナー最上段に昇る。

お客さんの声援の中,華麗なプランチャを放って見せるのだった。

そこで「アタシだって!!」と世Ⅳ虎さんもコーナーに昇るのだが,場外にいた選手,セコンド,お客さんたちが蜘蛛の子を散らすように逃げまどう(笑)ので,思い止まった。

ラフファイトが続く。



イオさんが世Ⅳ虎さんを椅子の上に落とし,世Ⅳ虎さんはお客さんの傘でイオさんを殴る。

米山選手がカットに入り,2人は場外で殴り合い。

この日は雨だったんで,ビニールの使い捨て傘を持っているお客さんも多かった。傘を強奪された人,帰りはドゥしたんだろ。

傘といえば,写真は撮り損ねたが,エンジェル選手が同じくお客さんの傘を差しながら惡斗さんをストンピング。

それを見ていた男性のお客さんの中で,
「あああ…ふ,踏まれたいっ…!!」
そんなことを思っていた人も数多くいたに違いない(笑)。

惡斗さんも,じたばたしつつも頑張っていた。

エンジェル選手に馬乗りで張り手を見舞われ(「あああ…僕も乗られたい&張られたい…!!」と思っていた男性客もいたに違いない)ながらも,イオさんにストレッチマフラーをかけたりして。

イオさんが世Ⅳ虎さんにがっちりチョークをかけられ,世Ⅳ虎さんは夏樹選手のアシストを受けてセントーン。

ここから最後までは怒濤の攻防。

エンジェル選手がイオさんを踏み台にしてドロップキック。

続いてイオさんがエンジェル選手を踏み台にしてハイキック。

イオさんが世Ⅳ虎さんを,米山選手が惡斗さんをそれぞれムーンサルト・フットスタンプ)

世Ⅳ虎さんはかわしてセントーン3連発からの上から世Ⅳ虎。

イオさんと世Ⅳ虎さん,カウント2でお互いの技を返し合う。



がっちり入った世Ⅳ虎さんのスリーパー!!イオさん,危うし!!

ここに米山選手がカットに入ってコーナーからのミサイルキックを放つのだが,世Ⅳ虎さんがよけたため誤爆。

再び世Ⅳ虎さんはセントーンから世Ⅳ虎ドン。

世Ⅳ虎さんのセントーンを何度喰らっても必死で返すイオさんがカウンターのウラカン・ラナ。

決まるかと思いきや,世Ⅳ虎さんもショートレンジのラリアット。

掌底やラリアットでバチバチやり合っているところで30分時間切れ。

試合終了のゴングが鳴らされた。



「去年は札幌に来ることが出来なかったので,是非とも勝ちたかったのですが…」

マイクで話すイオさんを,
「いつまで喋ってんだよ。お前,勝ってねえだろ」
とぶった切る世Ⅳ虎さん。



2人とも若いしスタミナがあるのか,まだまだやり合えそうな感じだったが,少し揉めた後,両国でベルトに挑戦するイオさんが最後の締めをやることになり,来年もまた札幌に来ることを祈りつつお開きとなった。

それにしても本当に楽しかった。女子プロレスでこんなにキャッキャ・ウフフな観戦は初めてだったかも。

ゆずポンがいなくなった後のSTARDOMの看板スターは誰になるだろう?

そして,これからも年に1回の札幌興行は行えるだろうか?

また来年も観に行くので,是非とも来て欲しい。
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エンジェル選手の上に乗っかる世Ⅳ虎さん。

乗る「だけ」で技になってしまう。スバラシイ。

あまりにめまぐるしくて写真がブレブレのものばかりで載せられず,申し訳ないのだが,側転~バク転すると見せかけてのドロップキック,ケブラドーラ・コンヒーロ,ラ・マヒストラルなど,イオさんの次々に繰り出す立体的な技は実に華やかで見ていて楽しい。



エンジェル選手も空中技だけではなく脇固めや飛びつき式の首固めなどの関節技,夏樹選手をバックぶりーかーで担ぎ上げて力いっぱい揺さぶって見せるなどパワフルなところも。



米山選手と夏樹選手とのやり合いは2人ともあまりにも体が小さいので一見,微笑ましくすらあるのだが,結構激しいのだった。



次々に加勢しての3対3のブレーンバスター合戦。勝ったのはカワカツ。



米山選手とエンジェル選手との合体ロメロスペシャル。

技を全て覚えておらず,写真に基づいて記憶を捏造しない程度(笑)で,お送りしております。
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「ふざけんじゃねーっ!!」
と世Ⅳ虎さんはエンジェル選手をショルダーアタックでふっ飛ばす。

ここで惡斗さん登場。

イオさんが素早くマットに伏せる。

その上を何度も飛び越えてロープワーク。勝手に疲れてへとへとに(笑)。

そんな惡斗さんを米山選手とエンジェル選手が転ばせる…という,お約束通りの展開。

何だか惡斗さんはデビュー当時のイメージからじわじわと外れ,お笑い要素の度合いを増したキャラクターになりつつあるような気がする。

帯広 さやか選手とだぶって見えてしまう瞬間がかなり,あった。

イオさんがスペース・ローリング・エルボーで華麗な動きを見せる。



惡斗さんを3人で踏みつけてハイ,ポーズ!!



惡斗さん,まだまだ捕まる…イオさんのスリーパー。



ロープに固定されて交互に逆水平チョップを叩きこまれてしまうのであった。

それでも何とか投げ技で反撃するも,イオさんがその場飛びムーンサルト。



そこを何とか丸め込んだ惡斗さんからタッチを受けて,夏樹選手と世Ⅳ虎さんがダブルのヤクザキック。

イオさんをロープに固定して両脇から踏みつける。



そして,世Ⅳ虎さんのジャイアント・スイング!!

いつもより(知らないけど)多めに回しております!!

夏樹選手も出て来てジャイアント・スイングをし,惡斗さんにタッチするのだが,惡斗さんたら疲れているのか,フロント・ネックロックの状態で回し始めるもすぐにやめてしまい,自軍にタッチを求めるも世Ⅳ虎さんと夏樹選手は知らんぷり(笑)。

あの瞬間に見せた惡斗さんの「あべし!!」な表情がおかしかった。
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