今日は今年初の通院日で,いつもより早起きしなくてはならず。
でも,病院の後,スガイディノスで『永遠のジャンゴ』を観るのと実家に帰るのを楽しみにしていたので,アラームより30分早く起きた。
実はこないだ,『ちんこのべるじゃぺん』入社後初の完全1ヶ月分の給料が出たのだが,会社の社会保険適用が今月からなので,12月分は丸もらい(!!)。
だから,凄いことになっていた。
保険料ってこんなに高いんだねぃ…と,しみじみ実感。
貯金箱から横領した服や靴代は速やかに返還(笑)。
調剤薬局で薬を受け取ってから,珍しく1人でポールタウンの『PRONT』でパスタランチを摂取し,充分な余裕を持って映画館に到着。
私の好きなウッディ・アレン監督の,『ギター弾きの恋』という映画があるのだが,映画の中で語られる"世界で1番のギタリスト"というのがジャンゴ・ラインハルト。
その名前だけが頭に刻みつけられる。
世界中の音楽シーンや後世のミュージシャンたちにかなり影響を与えた人らしいのだが,一体どんな音楽をやるギタリストなのだろう…とぼんやり関心を持ったものだ(で,すぐに忘れる)。
全く予備知識なしで観に行ったのだが,のっけからパリでのコンサートのシーン。
これが,素晴らしかった…!!
分類的にはスイング・ジャズということになるのだろうが,極めて独特の哀愁漂うメロディを緩急自在に超絶テクニックで奏でるのだ。
バックのバンド構成はドラム,ウッドベース,ヴァイオリン,サックス。
とにかく楽しくて心地よい。聴いていて踊り出したくなるような演奏であった。
そんな毎夜人々の喝采を浴びていたジャンゴが,自分たちを迫害するナチス・ドイツに抵抗し続けた2年間を描いた映画。
ロマ(ジプシー)であるジャンゴは領土を持たないので,戦争という概念がない。
そんなもの自分には関係ない…と思い込んで,演奏活動をして稼いでいたのだが…
ナチスが粛清していたのはユダヤ人だけではなかったのだ。
ある日ナチスに召喚され,ジャンゴは屈辱的な身体検査を受ける。
若い頃負った火傷による傷痕や,左手の薬指と小指の癒着(つまり,彼はフレットを2本の指で押さえているのである)を「繰り返された近親婚による障害」などと診断され,反論するシーンが印象的だった。
あちこち綿密に測定され,写真を撮られ,その結果間違いなくロマと断定されてしまう。
ジャンゴは身の危険を感じ,レジスタンスの手引きでパリを出る。
スイス国境付近のフランス南部のロマ居住地に潜伏するが,運悪くナチスに見つかり,レジスタンスの活動も露見し…それでも,天才的な演奏で何とか命を繋いでゆく。
フランスから中立国のスイスに誰を先に逃がすかで揉めたり,信じていた仲間が実は自分を使い捨てにするつもりなのではないかと疑心暗鬼に陥る状況になったり…と,サスペンスフルなところもある映画だった。
フランス人のレジスタンスグループは,負傷した連合軍兵士を優先して逃がそうとする。
ロマの仲間たちを連れて行って欲しいと頼むジャンゴだったが,承知してもらえず。
それどころか,ナチス幹部が集まるパーティの会場で演奏するよう命令されたジャンゴに,とにかく演奏で魅了し注意を引き付けろと指示。
速い曲は禁止,シンコぺーションは5%まで,ベースは弓で弾くこと,ソロは5秒以内…などというアホみたいなナチスの突きつけてくる禁止事項に,序盤は大人しく従っていたがじわじわと背き,パーティーの客たち皆が踊り出したくなるような,そして外に見張りに立っている兵士たちまでもがあまりに楽しそうなのでいてもたってもいられず邸内を物欲しそうに覗くほどの大熱演。
連合軍の負傷兵は無事逃げ延びる。まさに音楽の力(!!)。
だが,ジャンゴの演奏中にレジスタンスが列車の爆破事故を起こしたと知ったナチスは,ロマの居住地区を焼き払ってしまう。
ジャンゴは身重の妻と母親とを伴って,レジスタンスの仲間の案内で雪山を越えてスイスを目指す。
途中で体力尽き果てた母親と妻を置いてゆかねばならなくなり,偵察隊に見つかりそうになりつつも何とか逃亡は成功。
2年後,場面はドイツ軍が撤退したパリの教会。
逃亡生活中に死んでいった仲間たちに捧げるレクイエムを作曲していたジャンゴは,生き残ったロマ達と共にナチスと闘ったレジスタンスの仲間たちの前で,その曲を披露。
オーケストラをバックにコーラスによる演奏風景が流れて,映画は終わったのだが,この曲がまたいい曲で…!!
私はメタル以外の音楽も色々聴くんで,サウンドトラックが出ていたら買おうかと思っている。
だらだら書いたけど,映画の後は実家にGO竜馬。
いたよ…みかん…!!
ホンットにだいぶ大人くさい顔になって…!!
それに…長い(笑)…!!
走ったり,高いところ目がけて跳び上がったりの運動能力にもびっくり。
まるで瞬間移動(笑)。
今回はカッツが水疱瘡にかかり幼稚園をお休みちうだった。
ノエミさんはスーザンの水泳教室に同伴していたので,ちょうど退屈していたところに帰ったという訳。
一緒に動画を観たり,変な絵を描いたりして遊んだけど,そのせいか夕飯時になって微熱が出てきたカッツはなかなかご飯を食べず。
カッツがご飯を食べないとみんながケーキ(私が買ってきた)を食べられないんだよ~…と半ば脅迫して何とか食べさせる。
だって,ご飯を食べずにケーキだけ食べようとしてるんだもん(笑)。
あ~あ,短時間だったけど,楽しかった。
明日からまた頑張ろう。
次回はスーザンの誕生日に合わせて泊まり掛けで帰ろうっと。
でも,病院の後,スガイディノスで『永遠のジャンゴ』を観るのと実家に帰るのを楽しみにしていたので,アラームより30分早く起きた。
実はこないだ,『ちんこのべるじゃぺん』入社後初の完全1ヶ月分の給料が出たのだが,会社の社会保険適用が今月からなので,12月分は丸もらい(!!)。
だから,凄いことになっていた。
保険料ってこんなに高いんだねぃ…と,しみじみ実感。
貯金箱から横領した服や靴代は速やかに返還(笑)。
調剤薬局で薬を受け取ってから,珍しく1人でポールタウンの『PRONT』でパスタランチを摂取し,充分な余裕を持って映画館に到着。
私の好きなウッディ・アレン監督の,『ギター弾きの恋』という映画があるのだが,映画の中で語られる"世界で1番のギタリスト"というのがジャンゴ・ラインハルト。
その名前だけが頭に刻みつけられる。
世界中の音楽シーンや後世のミュージシャンたちにかなり影響を与えた人らしいのだが,一体どんな音楽をやるギタリストなのだろう…とぼんやり関心を持ったものだ(で,すぐに忘れる)。
全く予備知識なしで観に行ったのだが,のっけからパリでのコンサートのシーン。
これが,素晴らしかった…!!
分類的にはスイング・ジャズということになるのだろうが,極めて独特の哀愁漂うメロディを緩急自在に超絶テクニックで奏でるのだ。
バックのバンド構成はドラム,ウッドベース,ヴァイオリン,サックス。
とにかく楽しくて心地よい。聴いていて踊り出したくなるような演奏であった。
そんな毎夜人々の喝采を浴びていたジャンゴが,自分たちを迫害するナチス・ドイツに抵抗し続けた2年間を描いた映画。
ロマ(ジプシー)であるジャンゴは領土を持たないので,戦争という概念がない。
そんなもの自分には関係ない…と思い込んで,演奏活動をして稼いでいたのだが…
ナチスが粛清していたのはユダヤ人だけではなかったのだ。
ある日ナチスに召喚され,ジャンゴは屈辱的な身体検査を受ける。
若い頃負った火傷による傷痕や,左手の薬指と小指の癒着(つまり,彼はフレットを2本の指で押さえているのである)を「繰り返された近親婚による障害」などと診断され,反論するシーンが印象的だった。
あちこち綿密に測定され,写真を撮られ,その結果間違いなくロマと断定されてしまう。
ジャンゴは身の危険を感じ,レジスタンスの手引きでパリを出る。
スイス国境付近のフランス南部のロマ居住地に潜伏するが,運悪くナチスに見つかり,レジスタンスの活動も露見し…それでも,天才的な演奏で何とか命を繋いでゆく。
フランスから中立国のスイスに誰を先に逃がすかで揉めたり,信じていた仲間が実は自分を使い捨てにするつもりなのではないかと疑心暗鬼に陥る状況になったり…と,サスペンスフルなところもある映画だった。
フランス人のレジスタンスグループは,負傷した連合軍兵士を優先して逃がそうとする。
ロマの仲間たちを連れて行って欲しいと頼むジャンゴだったが,承知してもらえず。
それどころか,ナチス幹部が集まるパーティの会場で演奏するよう命令されたジャンゴに,とにかく演奏で魅了し注意を引き付けろと指示。
速い曲は禁止,シンコぺーションは5%まで,ベースは弓で弾くこと,ソロは5秒以内…などというアホみたいなナチスの突きつけてくる禁止事項に,序盤は大人しく従っていたがじわじわと背き,パーティーの客たち皆が踊り出したくなるような,そして外に見張りに立っている兵士たちまでもがあまりに楽しそうなのでいてもたってもいられず邸内を物欲しそうに覗くほどの大熱演。
連合軍の負傷兵は無事逃げ延びる。まさに音楽の力(!!)。
だが,ジャンゴの演奏中にレジスタンスが列車の爆破事故を起こしたと知ったナチスは,ロマの居住地区を焼き払ってしまう。
ジャンゴは身重の妻と母親とを伴って,レジスタンスの仲間の案内で雪山を越えてスイスを目指す。
途中で体力尽き果てた母親と妻を置いてゆかねばならなくなり,偵察隊に見つかりそうになりつつも何とか逃亡は成功。
2年後,場面はドイツ軍が撤退したパリの教会。
逃亡生活中に死んでいった仲間たちに捧げるレクイエムを作曲していたジャンゴは,生き残ったロマ達と共にナチスと闘ったレジスタンスの仲間たちの前で,その曲を披露。
オーケストラをバックにコーラスによる演奏風景が流れて,映画は終わったのだが,この曲がまたいい曲で…!!
私はメタル以外の音楽も色々聴くんで,サウンドトラックが出ていたら買おうかと思っている。
だらだら書いたけど,映画の後は実家にGO竜馬。
いたよ…みかん…!!
ホンットにだいぶ大人くさい顔になって…!!
それに…長い(笑)…!!
走ったり,高いところ目がけて跳び上がったりの運動能力にもびっくり。
まるで瞬間移動(笑)。
今回はカッツが水疱瘡にかかり幼稚園をお休みちうだった。
ノエミさんはスーザンの水泳教室に同伴していたので,ちょうど退屈していたところに帰ったという訳。
一緒に動画を観たり,変な絵を描いたりして遊んだけど,そのせいか夕飯時になって微熱が出てきたカッツはなかなかご飯を食べず。
カッツがご飯を食べないとみんながケーキ(私が買ってきた)を食べられないんだよ~…と半ば脅迫して何とか食べさせる。
だって,ご飯を食べずにケーキだけ食べようとしてるんだもん(笑)。
あ~あ,短時間だったけど,楽しかった。
明日からまた頑張ろう。
次回はスーザンの誕生日に合わせて泊まり掛けで帰ろうっと。