王子かクレインズが残るだろうと思っていたら、何と日光アイスバックスと東北フリーブレイズの対決になりました!

アジアリーグの試合は結構久々に観たので、王子からアイスバックスに斉藤兄弟がいつの間にか移籍していたり、ルーキーで頑張っている選手を初めて観たり、なかなか新鮮でした。

アイスバックスはここ数年確実に力を付けてきているうえに、ジャージの色がオレンジなので、好感を持っているところがあります♪

そのアイスバックスが第1ピリオド開始5分足らずで先制してから、第2ピリオドでフリーブレイズが追いついて…

どちらもスピードのある選手が何人もいて、1点を追う攻防はなかなかスリリングでした。

そして迎えた最終第3ピリオド。ついにフリーブレイズが均衡を破り逆転!大きく出たリバウンドを確実に叩くシュートが決まってしまいました。

でも、アイスバックスの選手は気落ちしたようには見えなかったので「まだまだ行ける!1点取れば追いつけるんだから、諦めないで頑張れ!」…と見守っていました。

フリーブレイズは攻撃の手を緩めず、押され気味に見えた終盤の攻防…何と、試合終了17秒前に上野選手の同点ゴールが決まりました!

奇跡でも何でもないです!アイスバックスは確実に最後まで動き続けて、勝ちきれる強さを身に付けたチームになっていましたね。

そして迎えた5分間のオーバータイム。ややアイスバックスの選手の動きが悪くなったように見えましたが…

今度は何と、終了数秒前にアイスバックスのルーキー、佐藤選手のシュートが決まりました!

確実にゴールを割っているか映像で確認が行われましたが、そのままゴールが認められ、何とアイスバックスが初優勝!

久々に観たアイスホッケーの試合で、とても良いものが観られました♪

アイスバックスの本拠地の日光は、以前は古河電工という強豪チームがいたこともあって、アイスホッケー熱がとても高いところなんです。

当然ファンも熱くて、会場に行くといつもその大声援に驚いてしまうほど、非常に人気が高いチームなんですが…

数年前までは、試合でなかなか勝ちきれないことが多かったんです。厳しい言い方をすれば、人気に実力が追い付いていない印象がありました。

ところが、元コクド~西武プリンスラビッツに在籍していた選手の方が数人移籍した頃から、チームカラーが変わってきました。

トレーニング方法やメンタル面の強化など、強いチームに所属していた選手が加入したことで改善されたところが大きかったんでしょうね。

そして、ついに…全日本選手権で優勝できるまでのチームになってくれました。準決勝では日本製紙クレインズに勝利していますから、実力は本物です!

まだまだアジアリーグのシーズンも続きますから、今度は2冠目指して頑張って欲しいですね。あの試合を観て、アイスバックスびいきになってしまったみたいです。

やっぱり、アイスホッケーは面白いですね♪
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