WWE日本公演のNXT王座戦の放送を観て、まず登場したフィン・ベイラーの全身ペイントにびっくりでした!

背中には"悪魔王子"…プリンスの名残も確かに感じましたが…

場外を這うようにして入場したり、呪術的なイメージのペイントとコスチュームから感じたイメージは、全くの別人でしたね。

ちょっとジェフ・ハーディーっぽい不気味さがありました。

そういえば、私は全く知らなかったのですが、王者だったケヴィン・オーエンズは、週プロの記事によるとDGに参戦していたことがあるとか!

解説の方が「ケヴィン・スティーン」と呼んでいらした事があって、あれ?…と思っていました。

日本の団体で活躍した経験がある、どころか、DGメンバーの一員だったなんて、こちらもびっくりでしたね。

まさに、日本公演を強く意識したメンバー構成とカードという感じでした。

ケヴィン・オーエンズは、RAWで一度観たことがあるのですが…

その時は、「ずいぶん偉そうな口をきく、身体も態度もデカいのが出てきたな」くらいで、余り興味を持ちませんでした。

ところが、日本公演での王座戦を観て、非常に技術が高い試合巧者だな、と見直してしまいました。

敢えてブーイングを煽るような仕草も上手かったですね。

WWE的には新人扱いでも、その前のキャリアはかなり長いみたいなので、経験値の高さはさすがだな、と思いました。

実は、オーエンズがコーナーに座らせた相手に突進して、身体を丸めるようにぶつかる「キャノンボール」という技を観た時に…

ちょっと土井さんの「大暴走」を思い出してしまいました(笑)そういえば、MBメンバーになられてから、個人的には観た記憶がないですね。

ベイラーの機動力、躍動感、オーエンズのパワー、テクニックはそれぞれ見応えがありました。

ベイラーは、体格差のある相手にリバース、正調の2度のブラディサンデーを決めていましたが…

NXTでは使っていないそうなので、まさに日本凱旋スペシャルという感じでしたね!

「これぞ名勝負!」のチャントが飛ぶほどの熱戦でしたが、最後はダイビング・フットスタンプでベイラーが新王者になりました。

藤波さんが登場され、祝福していらしたシーンも感動的でしたね。

ベイラー、本当におめでとう!

こう言っては何ですが、日本公演でタイトルの移動が起こるなんて、少し前なら考えられなかったと思います。

もちろん、ベイラーやネヴィル、イタミ選手といった、日本で大活躍されていた選手の方々の存在が大きい部分があると思いますが…

もしかしたら、他の国でも同じようなタイトル移動があるかも、とちょっと期待してしまうような、大きな意味のある王座戦でしたね。

フィン・ベイラーは、プリンス・デヴィット時代に地元でSuper Jrの試合を観た記憶があります。

同じ大会で、PAC時代のネヴィルの試合も観ました。

その二人が、今ではNXT、WWEで大活躍しているなんて、感無量です!これからも頑張って欲しいですね♪
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4件のコメント


  1. by成田無頼庵 on 2015年7月15日 @1時05分

    元来TV中継ありきのWWEで、ハウスショーのタイトルマッチで王座移動はアクシデント以外に考えられなかった事態(過去にタッグ選手権での実例あり)で、今回は全米TV中継の代わりにWWEネットワークでの配信を事前から宣伝していた事も大きいと思います。
    日本で王座移動は、さいたまスーパーアリーナでのRAW(この時はハウスショーではなく、RAWとSMACK DOWNの収録を一度に行うスーパーショー)で、ウィリアム・リーガル&TAJIRI組がWWEタッグ選手権を獲得して以来ですね。

  2. byYUKI on 2015年7月15日 @1時05分

    成田無頼庵さん、コメント本当にありがとうございました。
    仰る通り、WWEネットワークでの配信効果も大きかったと思います。
    NXT王座戦では花束の贈呈があったり、大量の紙テープが飛んでいましたが…
    2010、11年に連続で日本公演を観に行った時とは、雰囲気がかなり違っていましたね。
    番組自体も、日本公演らしさの演出が目立っていた感じでした。
    ところで、以前にも王座の移動があったんですね、知りませんでした…。
    いつも貴重な情報をありがとうございます。
    リーガルは結構好きなので、そのタッグ王座戦は観てみたいですね~。

  3. by成田無頼庵 on 2015年7月15日 @23時07分

    コメント補足&訂正させていただきますm(_ _)m
    当時移動したタイトルはWWEタッグ選手権ではなく、世界タッグ選手権でした。(2005年当時はRAWとSMACK DOWNでタイトルが分立しており、WWEタッグ選手権はSMACK DOWN側でした)
    2004年末か2005年初頭にハウスショーでの世界タッグ選手権で王者のリーガル&ユージーン組が、ユージーン選手の膝の故障で試合続行不能となって陥落しており(「ハウスショーでのタイトル移動」の実例がこれ)、2005年2月のさいたまでのRAWは、リーガル選手にとっては奪回戦でした。

    TAJIRI選手の「師匠(リーガル選手の事)、あんた最高!」からもう10年半経っているんですね。

  4. byYUKI on 2015年7月15日 @23時08分

    成田無頼庵さん、ご丁寧なコメントありがとうございました。
    なるほど、10年以上前のことなんですね。ますますその試合が観たくなってしまいました。
    そういえば私がWWEを見始めた頃はまだ、タッグのベルトは2種類ありましたね。
    カリート、プリモ兄弟が初代統一王者になった記憶があります。
    確か、モリソン、ミズ組との抗争みたいになっていました。
    …ここ4~5年でずいぶん選手が入れ替わっているんだな、と改めて思います。