KOG2回戦の、シングル王者対決でした。無限大のオープニングの映像からも緊張感が漂っていましたね。

昨年11月のビッグマッチのドリーム戦以来のシングル戦でしたが、今回は戸澤さんがブレイブ王者としての対等な立場での一戦でしたから、ますます期待が高まっていました。

グラウンドの攻防からスタートした試合は、真剣勝負でありながらも、しっかり会場を盛り上げるいつもながらの戸澤さんのスタイルでした。会場の声援も、かなり戸澤さん寄りだったと思います。

…もしかしたら、それが気に入らなかったのでしょうか?

途中で戸澤さんの背後から狙った腰への鋭いキックから、ハルクの執拗な腰攻めが始まりました。

個人的には、あの蹴りはひどいな、と思いましたね。もしかしたら死角だったんじゃないでしょうか?

かなりのダメージを受けられていたはずの戸澤さんですが、最後までどちらが勝つか分からない攻防が展開されました。

試合後の戸澤さんのコメントでは、動きを読まれてしまったとの事でしたが、ブレイブ王者として突き進むだけだ、と気持ちを切り替えていらしたようですね。さすがですね。

それに引き換え、曲がりなりにもドリーム王者が「これ、これ、こんな試合がしたかったんだよ!戸澤君、熱い試合をありがとう」なんて、はしゃいでいたのは凄くカッコ悪かったです…(苦笑)

戸澤さんが握手を拒否されたのは当然だと思います!

5.5ビッグマッチの王座戦が不完全燃焼で終わったのは、王者である自分のせいだと考えずに、ずっと引きずるあの往生際の悪さ…

不完全な王座戦を観せたという時点で、彼からは王者としての責任感を全く感じませんね。

あれなら、ビッグマッチで負けたサイバーの方が、引きずっていないように見える分、ずっと潔いと思います。

戸澤さんに勝ってさぞかし自己満足したでしょうが、KOG準決勝で"T"に負けているようでは……

そういえば、神戸サンボー大会はまだ全部観ていませんので、また改めて感想を書いてみたいと思います。
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