週プロのドリーム戦の記事だけ目を通してみましたが…
追い込まれた前・王者が自分の居場所を守るため、つまり保身のためだけに必死になって、セコンド乱入抜きの一騎打ちを制したような印象を持ちました。
そちらサイドの事情は私にはどうでもいいので、何も響く事は無かったですね。
個人的に、どんな手を使っても勝てばいい、勝利こそ全てだという考え方は、負けたら全てを失う事に繋がるのではないかと思っていました。
どうも私の予想通りに、リマッチを要求した挑戦者は、このままではDGに居場所が無くなると極限まで追い込まれたようですね。
もし、ベルトを取り戻したからもう安泰、と思っているとしたら、その考えは甘いのではないでしょうか?
過酷な勝負の世界で、潔く負けを認める事が出来ないというのは致命的だと思います。
100%勝ち続ける事なんて、どう考えても不可能ですから。
週プロの記事は余り印象に残りませんでしたが、ススムさんのコラムからは伝わって来る事が多々ありました。
リマッチを受ける必要は無かったのではないか、という意見もあったようですが…
博多のドリーム戦後の展開を考えると、挑戦を受けてきっちりと返り討ちにする必要があった、というススムさんのお考えはごもっともだと思います。
防衛失敗という結果を受けても、その部分での後悔は無く、いつかまた辿り着いてやるという気持ちしかない、と仰るススムさん。
その潔さは、実に素晴らしいですね!
「この3週間、ドリームゲート王者として本当に大切な時間を過ごすことが出来ました」…
この言葉には、思わずグッときてしまいました…(涙)ススムさんのファンで良かったです。本当にありがとうございます。
その反面、元々そういう人なのか、今のキャラになって段々おかしくなってきたのかは分かりませんが…
ドリーム王者に返り咲いてしまったあの人からは、このような一本筋の通った態度や潔さを全く感じませんね。
全くの個人的な見解ですが、腕力以外の強さを全く感じない王者なんて、私は認める事は出来ません…(苦笑)
そう言えばあの人は、リング上で涙を見せる選手に対して「お涙頂戴」なんて、失礼極まりない事を良く言っていますが…
ファンの前で時に涙を見せてしまうほど、プロレスに全てを掛けていらっしゃるお姿の、一体どこが恥ずかしいんですか?
本当に強い方は、ご自分の強さと弱さを全て認めていらっしゃるんだと思います。
だから私は、ススムさんと戸澤さんのお二人を、DGファンになった当初からずっと応援させて頂いているんです。
やっぱりプロレスラーは強くなければいけません!
お二人のように強くて、カッコ良くて、全てのファンを受け入れて下さる器の大きな方…
そして、常にリングの上で輝きを放っていらっしゃる、我々ファンの憧れの対象であり続けて下さる選手の方々は、実に魅力的ですね♪
私はこれからも、そのような選手の皆さんを応援させて頂きたいと思います。