何と、ビッグR清水の解説でした。
以前おもドラを聴いた時にも感じましたが、彼は落ち着いた的確なコメントが出来るところがいいと思います。
このタイトル戦では、土井YAMAの二人のインサイドワークの巧みさや、YAMATOの当たりが意外に強い事など、興味深い事がいろいろ聴けました。
試合自体は、10分過ぎくらいまで土井YAMAペースの展開に見えて、T-HawkとビッグR清水の二人が追い込まれている印象がありました。
タッグチームとしての戦い方は、やはり王者コンビの方が上回っていましたね。
パワー、勢いだけでは通用しない、独特な強さを持っている事は認めざるを得ません。
連携などには差が見られましたが、T-Hawkが二度もYAMATOに対してチョップ合戦を仕掛けるなど…
個人レベルの思い切りの良さは、MONSTER EXPRESSの若手二人が勝っていたように思います。
ビッグR清水本人が言っていたように、選手のキャラの「分かりやすさ」も大切な要素ですよね。
そうは言っても、砲丸投げスラムを切り返してV9クラッチを決めたり…
ナイトライド狙いを回避してスリーパーを決めるなど、土井YAMAの二人の上手さも光っていました。
簡単には必殺技を決めさせない王者組に、翻弄された部分もありましたが…
最後はYAMATOに砲丸投げスラムを決め、ビッグR清水が勝利してくれました!
いやー、やっぱりビッグは頼りになりますね~♪
試合後、土井YAMAの二人が倒れたまましばらく身動きが取れなかった様子から、試合の壮絶さが伝わって来ました。
最後のマイクでは、ビッグR清水が今までに王者組に挑戦してきた選手の皆さんを意識した発言をしましたが…
彼の言葉からは、ツインゲートのベルトの重みを強く感じている事が良く分かりました。
ただ「俺たちの世代に注目しろ」というアピールにしか聴こえなかったT-Hawkのマイクには、物足りなさを感じました。
彼はもしかしたら、ミレニアルズ時代と余り意識が変わっていないのかもしれませんね…。
MONSTER EXPRESSという素晴らしい環境に身を置くことで、調子に乗っている部分があるとしたら、個人的には少し引っかかるところがあります。
ミレニアルズ時代に、上の世代の皆さんに対してふてぶてしい態度を取っていた彼の事が、凄く苦手だったので…(苦笑)
何はともあれ、トライアングル防衛、ツインゲート奪取という、MEファンにとってはこの上ない結果になったのはとても嬉しいです♪