プール最終戦のアメリカ戦を観ました。
初スタメンの藤田選手に注目していましたが、積極的にボールに絡み、見事なトライも決めていらっしゃいました。
インタビューでは緊張は全く無かったというように仰っていて、まだ学生でいらっしゃいますが、あのW杯の舞台で平常心…やはりただ者ではないな、と思いましたね。
全体的に見ると、体格とパワーでやや差をつけられた相手に対して、反撃を最小限に食い止めた結果の勝利だったと思います。
3回のトライは、いずれも映像判定など必要の無い、見事なトライでした♪
大きなミスも無く、ジャパンらしさが良く出ていた素晴らしい試合だったと思います。
しかも、実はアメリカは分が悪い相手で、解説の方は28年振りの勝利だと仰っていました。
それも含めて、W杯で3勝したその実力は、紛れもなく本物だったという事ですね。ジャパンは間違いなく強いチームです!
…ベスト8進出という最大の目的は果たせなかった事になりますが…
リーチ主将など、インタビューに答えていらした選手の方は、残念に思いながらもファンの応援が力になったと、感謝の気持ちを伝えて下さいました。
ただお一人、五郎丸選手だけは2度マイクを向けられた時に、両方とも涙で途中で言葉が詰まってしまわれました…
搾り出すように「ベスト8の目標を果たせなかった…」その言葉とご様子から、悔しさとも悲しさともとれるような、一種複雑なお気持ちが垣間見えました。
南アフリカ戦の勝利で一躍注目を浴びるようになったチームジャパンのメンバーの中でも、五郎丸選手に対する注目度はとりわけ大きかったようですね。
その事に対する責任感のようなものも、当然大きかったと思います。
常にご自分の事よりチーム優先のコメントをしていらした方ですし、実に真っ直ぐな方なんだな、と感じました。
すぐに気持ちを切り替える、というのはとても大変な事だと思いますが…
個人的には、W杯でいつもより開幕が遅れるトップリーグに、新しくラグビーに関心を持たれた多くの皆さんが観戦に行って下さったらいいな…
国内のラグビー人気も比例して高くなって欲しいな、なんて思います♪
まずはより多くの方に興味を持って頂く事、そして会場に足を向けて頂いたり、テレビで観戦して下さる方が増える事が大切だと考えます。
そうする事で、表面的な部分だけでなく、試合内容など本質の部分にも多くの方に魅力を感じて頂けるようになるのではないかな、と思います。
今回のW杯をきっかけとして、2019年の日本でのW杯開催を待つまでも無く、11月13日から始まるリーグ戦を是非楽しんで頂きたいですね♪
昨年秋にいきなり花園ラグビー場で観戦デビューしてしまった私ですが、その時に観戦したヤマハと東芝の試合が実に印象深かったです。
最初から、実に良いものを観させて頂いたことが、本格的にラグビーを好きになるきっかけだったと思います。
ちなみにその東芝には、何とオールブラックスの選手1名が参戦するという事です!
他のチームにも、W杯で各国代表として戦っていた選手の方が何人も参戦されるので、実に興味深いですね。
今後、ますます国内のチームにも関心が高まるのは間違いないと思います。
W杯でのジャパンの皆さんのご活躍のおかげです、本当にありがとうございます。
もちろんこれからも皆さんを応援します。頑張って下さい!