夕べのNHKスペシャルは、新型ウイルス関連の生放送でした。

こうした番組によく出演していらっしゃる専門家の先生のお二方のお話の内容は、今までと大きくは変わらないかもしれないな、と感じました。

…むしろ語気がさらに強く、責めたり脅すような印象も…(^_^;)

今回は「臨床心理士」の資格を持つ先生がリモート出演していらっしゃいましたが、感染症の専門家の方々とは違う、穏やかな表情と語り口がとても印象的でした。

その先生が仰った中で最も印象に残ったのは、「3つの感染症」という言葉です。



↑直接的なウイルスの感染だけでなく「不安」「差別」をも一種の感染症と例えられたのは、さすがだと思いました。

未知のものに対する不安や恐れは致し方ありませんが、それが度を超えた行動やひどい差別につながってしまうのは避けたいものです。

出来る限りの感染予防対策を心掛け、このような「3種類の感染症」を防ぎたいな、防げる可能性はあるな、と心から思いました。

臨床心理士の先生は「伝え方」が大切だと仰っていました。その通りだと思います。

伝える内容の科学的な正確さはもちろん重要ですが、伝え方次第で受け止め方が違ってくる可能性があると考えられるからです。

専門知識と経験が豊富な方がより多くの方々に分かりやすく伝えて、正しく受け止めて冷静に考えて頂く事も、感染症の専門家の先生が仰る「行動変容」につながると思います。

…専門用語が多いと分かりにくいですよね…

ちなみに私は「自粛」という言葉が苦手なので、自分で良く考えてこれはやらない方がいいな、と「自制心」を働かせる事が大切だと思っています。

出かける必要がある時にマスクを着けるのも、マメに手を消毒するために、消毒液をスプレーボトルに入れて持ち歩いているのも、周りの方を嫌な気持ちにさせたくないという気持ちが優先しています。

出来るだけ早く、少しでも状況が"良い方向"に向かっていく事を切に願っています。
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