東日本大震災の影響で中断していたスポーツイベントが続々と再開したり、
プロ野球のように予定より遅れながらも
シーズンインするスポーツがあったりするのですが、
こちらもリスタートのめどが立ちそうになっています。
そう、大相撲です。
ただ、大相撲の場合は完全な形のリスタートというわけには
まだいかないようです。
八百長問題に関与していると
調査委員会が判断した23人が角界を離れることが決まり、
もう悩みの種がなくなったというわけではありません。
再発防止策をどうすればいいのか、
23人が離れたことを誰もが納得できるような根拠をどう示すのか、
まだ解決すべき難題が残っています。
そんな中、「夏場所ではない夏場所」の開催が発表されました。
どういうことかといえば、
ファンにみせるための本場所ではなく、
次の番付を作るために15日間相撲をただ行うというものです。
「番付を作るための場所」は太平洋戦争末期に7日間だけ
無観客で行われたことがあるらしいですが、
今回は無料でファンに公開することになるとか。
震災復興支援のチャリティーの意味合いをこめているのでは?
との観測もあるようです。
月並みな言い方かも知れませんが、
この「夏場所ではない夏場所」は
リスタートのための助走のようなものです。
リスタートしても大丈夫だと思わせるためにどうすればいいのか、
角界がどう答えを示すのか見つめておきたいです。
そして、無料開放ということなら、
時間を見つけて国技館に行ってみたいですね。

では、また次回です。
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