以前もこういう内容を書いていたようですけど、
やっぱり書きたいので今回も…。

やっぱり、Jリーグでも
プロ野球のような交流戦があるといいなって思うんです。
3月29日の「Team as One」で
カズがゴールを決めたときの盛り上がりを思い出すと、
「この盛り上がりをもっと生かす手があるだろう」と思うんです。
その一つがJ1とJ2の交流戦だと思うんです。

でも、サッカーを知っている人はおそらく
「サッカーの何たるかを分かってない」といわれるかもしれません。
プロ野球というのはセ・パが並び立つような構図ですが、
J1・J2はピラミッドの上と下という構図。
横に並ぼうとしたって無茶だといわれても仕方がないのです。
でも、ここはあえて並べてみます。
J2がまだなかった頃、ナビスコカップに
準会員で1階級下のJFLチームが参加する
交流戦的な意味合いがあった時代がありました。
それをJ1とJ2でやろうというわけです。
J1とJ2のチームが18で並んでいた一昨年までならば
J1・J2をそれぞれ6チームずつ3ブロックに分け、
それぞれ6試合ずつやれば体裁がついただろうと思うのですが、
現在はJ1が18でJ2が20とチーム数がそろっていません。
将来的にはJ2が22チームにまで増やしていくという構想もあるらしい。
それならばどうすればいいか? 
以前は、エクスパンションでJ1・J2ともに24チームにして、
東・西・J1・J2で6チームずつの区切りをつけて
組み合わせをつくりやすくすればいいと書きましたが、
もう少し考えてみると、メジャーリーグみたいに数が多い
J2のレギュラーシーズンを平行してやりつつ、
「交流戦」もやってもいいかもしれませんね。
ただ、さすがに交流戦をリーグ戦の成績に加味するわけには行きません。
やはり、ナビスコカップのような大会で集中的にやるほうがいいでしょうね。

天皇杯で1試合か2試合しかできないJ1対J2を
もう少しやれる舞台を作れば、
J2にとってはかなりの張り合いをもてるだろうと思いますし、
J1にとってはプレッシャーをいい方向に変換して、
J1らしさをアピールする舞台になると思いますけど。

やっぱり、無謀ですか?
では、また次回です。
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サッカー日本代表がコパ・アメリカ出場を断念しました。
大きな要因といえば、代表の戦力と考えていた選手を抱えている
ヨーロッパ多くのクラブが南米派遣を容認しなかったからだとか。
「彼らは大事な戦力だ。
本来は出なくてもいいはずの大会に出たばかりにけがでもされたら・・・」
お察しします。
それだけ日本人選手がヨーロッパ各国のクラブで
存在感を示せるようになってきたことの証拠であると
前向きに受け止められる事実ではあるでしょうが、何となく寂しい気もします。
世界的な強豪と南米という土俵に立てるチャンスを失ってしまったわけですからね。
ここでちょっとうがった見方をあえてしてみます。
もし、コパアメリカではなく、EURO(ヨーロッパ選手権)に日本が招待されたら、
ヨーロッパのクラブは手のひら返して派遣を容認するだろうか?
容認したら「どうですか! 我がクラブで練習を重ねると
ヨーロッパ列強相手でもビビることはないんですよ!」なんて、
クラブの偉い人たちがドヤ顔しているかもしれません。
逆に、ヨーロッパ列強の前で派手な活躍をしてしまったがために
変に目を付けられるなんてことがあるかもしれないと
容認しないクラブもあるかもしれませんね。

列強と母国の代表の間での綱引きといえば、
野球でもたびたびありましたよね。
野球の場合はオリンピックの代表選考で
MLBと国際野球連盟の間での綱引きをしていたという色合いが強く、
そこに深く関わった国と
そうでない国に分かれている感じもありました。
日本や韓国といったアジアの強豪はそこに深く関わり、
「海外組」の召集に苦労したように見えます。
アメリカやカナダのようにMLBの選手を召集するのを
ハナから諦めているような国もあったような気もします。
国境をまたぐようになると、
こういう問題がいつまでもつきまとう「永遠の難題」かもしれませんね。
それでは、また次回です。
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更新が遅れてしまいました。申し訳ありません。

さて、プロ野球が開幕してからまだ1ヶ月しかたっていないのですが、
かなりの試合を消化しているような気分です。
それだけ熱戦が多いということなのかもしれません。
そんな今年のプロ野球で象徴的なのは、3時間半の制限時間が付いたこと。
細かく言うと、試合開始から3時間半過ぎたら
9回までしか試合ができないということです。

開幕前、この規定が戦略・戦術上どんな影響を及ぼすのか
いろいろと議論されていましたが、
野球そのものがガラッと変わるような感じは実際のところない気がします。
ただ、やっている選手たちに積極性が増してきた感じがします。
「3時間半が近づいてきたから何とか決めようと思った」
と決勝打を放った後にコメントした選手が何人かいるのがいい例かもしれません。
NPBの場合、
勝率=勝ち数/(試合数−引き分け数)=勝ち数/(勝ち数+負け数)
で計算されます。
だから、極端なことを言えば、
1勝143分で勝率10割とすれば文句なしの優勝です。
ただ、実際は積極的に勝ちに行き、
ビハインドになったところで
追いつく術を考えるというふうになっている気がします。
これ、勝ち点で優勝を争うサッカーのやり方に似ています。
サッカーは勝てば勝ち点3、引き分けなら勝ち点1の積み重ね。
だから1勝143分じゃ、優勝できません。
そう、勝ち点3を狙うような気持ちで、
1本でもヒットを積み重ね、
1つでも先の塁を奪っていく野球をしていけば、
誰もが楽しめるゲームが増えてくるかもしれません。
それを楽しみにしていきましょう。

では、また次回です。
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5月3日、東京ドームに巨人軍が帰ってきました。
そして、埼玉西武ライオンズが西武ドームに帰ってきました。
4月中は電力供給の問題がまだ残っていたため、
この2チームは2週間以上の遠征をしていました。

さて、新聞を見てみますと、
東京ドームでは電力使用量を約35%カットさせ、
風や日差しが入り込む構造の西武ドームでは
照明の点灯数を通常の1/3程度に抑えて試合を実施したそうです。
西武ドームでは終盤に
雨で日差しが入らなくなったために照明を増やしたようですが、
プレーを妨げたり観客の安全を脅かしたりする事態にはならなかったようです。
東京ドームでは夏場に自家発電を導入することで
電力使用量をさらに減らすつもりだということですから、
いよいよプロ野球も元の姿を完全に取り戻せそうになっているようですね。

そんなニュースを見て思ったことが一つあります。
毎年夏休みの終わり頃に東京ドームで行われている都市対抗野球のことです。
今年も例年通り、8月終わりごろから東京ドームで行われる予定でしたが、
先の震災の影響で、開催時期を秋にずらし日本選手権を兼ねる形で行うことを
社会人野球の統括団体である日本野球連盟が決めています。
それで、会場についても東京ドーム以外のスタジアムも検討しているとのこと。
「できることなら東京ドーム以外のドームで」という声もあるそうです。
特に、日本選手権で本来使うはずだった
京セラドームでの開催を視野に入れた時期もあったようです。
ただ、「バファローズが日本シリーズに進むようなことになると、
京セラドームでの開催は難しいのでは?」とオリックス球団が苦言を呈し、
神戸のほっともっとフィールドでの実施を勧めているという報道もあります。
でも、ちょっと待ってください。
秋ならば、今よりもまた発電所が回復できるようになるかもしれません。
その上で巨人が取ったような節電対策をやれば、
東京ドームでの都市対抗は不可能ではないと思うのですが、
いかがなものでしょう?
高校球児が甲子園を目指しているのと同じくらいの熱意を持って
社会人野球にかかわる人たちはみんな東京ドームを目指し
日々頑張っているんです。
巨人軍が日本シリーズをやったりアメフトのXリーグがあったりして
日程の調整が難しくなるかもしれませんし、
1日にこなす試合数が少なくなって開催期間が長くなって
遠征費用をどうするかという問題も浮上するかもしれません。
でも、巨人軍の節電対策をたたき台にして、検討する余地はあるでしょう。
どうか、社会人野球関係者の憧れの舞台であり続けるためにも、
東京ドームでの都市対抗開催、ご一考を。

それでは、また次回です。
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