来年から、なでしこリーグのベガルタ仙台レディースが、マイナビベガルタ仙台レディースとチーム名を改めることになったそうです。あのマイナビがタイトルパートナー契約を結んだということで、基本契約とともに順位に応じたインセンティブもあるそうです。こういった契約をとるなでしこリーグのチーム、最近増えていますね。

ネーミングライツの一種で、Jリーグのチームのように、必ずしもたくさんのスポンサーを集められる保証がないなでしこリーグのチームにとっては有効な資金源になるかもしれません。ただ、J傘下のチームもこれに手を出すというのに違和感を感じます。J傘下のチームなら、男女別々にスポンサーがつく場合もありますが、ある程度の収入が得られるだろうに、普通のスポンサー収入では十分でないということでしょうか? 事情が事情ではありますが、企業名交じりのチーム名というのは違和感あります。時代の流れに逆行している感もあります。

ヨーロッパのように男女ともにトップレベルに並び立つクラブになるためには先立つものも必要かもしれません。ただ、サポーターの気持ちというか、思い入れも必要になってくるはずです。オリンピック出場を逃して女子サッカーが暗黒時代に陥っているように見られがちですが、何かしらの支えがあれば、間違いなく浮上できるはずです。

では、また次回です。
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J1リーグは昨年から復活した前後期制が来年からまた通年制に戻る方向で検討に入っているそうです。「祭りは2度あった方がいい」という考え方はサッカーでは通用しきれなかったかもしれません。
 
物事は一長一短あるのが当たり前。でも、その一長一短の中で最大公約数的にベストな答えを導くのが必要です。女子のなでしこリーグも2年でポストシーズン制をやめて、通年制+カップ戦に戻してしまいましたしね。サッカーというのはやっぱりヨーロッパで醸成されたホーム&アウェイの三十数試合+カップ戦+国際リーグのセットの方が実力を示せるし、盛り上がりが大きいのでしょうか? やる方もみる方も歓迎しているみたいですし。
 
今年25年ぶりにリーグ優勝した広島カープの優勝記念セールをデパートが実施する際、25年前の経験者が社内にいなくて困っているなんて報道がありましたが、ちょっと待ってください! サンフレッチェ広島が昨年Jリーグを制覇したじゃないですか!? サンフレッチェの優勝セールの盛り上がり方は参考にならないということですか? 「日本一になったよ!」と青山選手がよろこび、「みなさんおめでとうございます!」と森安監督が絶叫した盛り上がりはやっぱり17試合×2ではたりないのでしょうか? 34試合やりきった答えで優勝すれば、限定的な盛り上がりではすまないかどうか、来年の11月くらいに答えはでるはずです。
 
では、また次回です。
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リオパラリンピックはあっという間に終盤戦。日本はいまだ金メダルゼロで、ロンドンからの連覇を逃す種目が続出しているのも継続的な強化ができているかという点で問題視されるでしょう。そして、もう一つ問題となりそうなのはお客さんの観戦態度のようです。

視覚障害者の競技は音が命。ゴールボールやブラインドサッカーではボールに鈴のようなものが仕込まれていて、その音を頼りにしてプレーをしたり、その音の出方を作戦に活用したりします。それがうまく伝わらなければプレーに精彩を欠くばかりか、選手が安全にプレーできるかどうかという問題になってしまいます。ゴールボールでは日本女子代表が予選のブラジル戦で歓声が大きくなってプレーが中断してしまうシーンが続出して、日本陣営が抗議する羽目になりました。また、ブラインドサッカーでは地元ブラジルの試合で、勝ちはしたものの歓声のせいでブラジル選手がミスを連発するありさま。地元新聞が「黙って応援するのはブラジル人にとって大きな冒険だ」と報じるまでになってしまいました。

ゴールボールは試合が始まる前に「クワイエットプリーズ!」と審判がマイクを通して観客に対して静かにするように言います。まぁ、ゴルフでもティーショットのときに「お静かに!」と書かれたプラカードをギャラリーに見せるのと同じでしょう。でも、プレーを見ているうちにテンションが上がって声をあげたくなる気持ちも分かります。ただ、マナーというのもあります。そのマナーを覚えることも魅力を知る手掛かりになるかもしれません。ベストパフォーマンスを見るためにもまた必要なことです。

では、また次回です。
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リオ五輪の体操で2つメダルを獲得した白井健三選手。彼のニックネームといえば「ひねり王子」が定着していますが、外国ではいろいろあるようです。

「ひねり王子」と日本でいわれていることが伝わってなのか、「ツイストプリンス」「ツイストキング」「Mr.ツイスト」と呼ばれているそうです。まぁ、新技認定を6回も受けているわけですから「キング」と呼ばれてもおかしくないでしょう。ただ、加藤凌平選手がテレビ番組で打ち明けたところでは更にすごいニックネームがあったとか。くるくる回るところから「ドラム式洗濯機」と呼ばれているというんです。

大きな電化製品があだ名されるといえば、ガタイのいい、屈強な格闘家というイメージが私の中ではあります。昭和40年代のプロレスラーに「人間発電所」とか「人間冷蔵庫」と名付けられているみたいに。しかし、白井選手といえばああいう屈強な男たちとは対極的なところにいる存在。そんな彼に「洗濯機」とは…。本人も「ほめ言葉ですかね?」と少々戸惑い気味でしたし。

世界中で色々な呼ばれ方をしているのはポジティブな意味での「有名税」で受け入れていいものでしょう。それを一つ励みに…、無責任な言い方でしょうか?

では、また次回です。
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今週の更新はいつもより遅くなりました。申し訳ありませんでした。

さて、1日にワールドカップロシア大会アジア最終予選がスタートしましたが、大変な幕開けになってしまいました。UAEに逆転負け、しかも疑惑の判定続きでJFAはAFCとFIFAに意見書を提出するような騒ぎになっています。

その騒ぎの前触れか、日本代表はけが人続出で急きょの入れ替えが相次ぎました。そんな中、浦和レッズの槙野選手が負傷で同じレッズの遠藤選手と入れ替えになりました。槙野選手といえば、いろいろなテレビのバラエティ番組に出演したりファンとの交流のアイデアをいろいろ出したりして、積極的に露出しています。とある女性タレントとの熱愛も包み隠さないでいました。それが過ぎたように見えたペトロビッチ監督から苦言を呈されたこともありましたが。

槙野選手といえばチームを盛り上げるムードメーカーでもあります。レッズでも代表でも選手を奮い立たせるようなふるまいを見せています。「チームを引っ張る背番号10をつけているつもりで」いるそうです。その槙野選手、代表離脱が決まった時になぜか、代表に召集されたときに必要な荷物を宿舎に運び込んでいたという記事がスポーツ紙にありました。

実は、8月27日と31日にヴィッセル神戸と対戦するため神戸に滞在していた遠藤選手の荷物を槙野選手が運び込んでいたそうです。27日の試合が終わったところで槙野選手と遠藤選手の入れ替えが決まったため、遠藤選手がスムーズに合流できるようにするためにと、槙野選手が気を回したというわけです。こういう形でもチームを支えられるものですね。

では、また次回です。

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