8月28日まで行われた世界柔道パリ大会。
日本は軽量級中心に男女合わせて5つの金メダルを獲得。
女子では日本人同士の頂上決戦が2度あって
大いに盛り上がりました。
それと対照的に重量級は苦戦を強いられました。
来年のロンドン五輪に向けての課題がはっきり出来たのは
ある意味プラスだったかもしれませんね。
いろいろな意味で収穫があった大会でした。

さて、世界柔道やオリンピックの試合をテレビで見ていると
目がというか耳があるところにいってしまうんです。
それは主審のコール。
日本生まれのスポーツということもあって、
どの国の人が主審でも日本語でコールしていきます。
双方の選手がたたみに上がって試合を始めるときには
「ハジメ!」
技がうまくいけば「ユーコー!」「ワザアリ!」
消極的だと「シドウ!」「チュウイ!」
そして試合が終われば「ソレマデ!」
全部日本語です。
その発音のしかたがそれぞれ個性的で面白いんです。
押し並べて言うと、欧米系の人たちは語尾が強いんですよね。
「始め!」という掛け声は「メェーイ!」って聞こえるし、
試合が終わって「それまで!」という声も
「デェーイ!」って聞こえるんですよね。
中国・韓国などアジア系の人たちは日本語らしく聞こえるんです。
アフリカの人たちの場合はどうか、南米の人たちはどうか、
いろいろまた聞き分けてみると、もっと面白くなりそうなきがします。
皆さんも、耳を凝らして主審の声を聞いてみてください。

最後になでしこジャパンに一言。
アップ日の前日に五輪最終予選の初戦がありましたが、
勝ててほっとしましたね。
前半0−0で終わったときには
「国立や埼スタでやってたらブーイングものかな」
「翌朝の一面『澤がいなけりゃ…』なんてならないかな?」
なんて気持ちがよぎっていましたが、
宮間選手がカンフル剤になったのかもしれませんね。
とにかく勝ち点3を積み上げれば勝ちですから、
頑張っていただきましょう。

それでは、また次回です。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

1件中 1~1件目を表示


1