サッカー日本代表のハリルホジッチ監督が解任されたことが9日に明らかになりました。しかし、ハリル監督の方は承服しかねるところが多々あるようで反論の機会をうかがっているとか。

解任発表で日本サッカー協会(JFA)の田島幸三会長はベルギー遠征で選手との信頼関係が崩壊しているように見えるから解任に至ったと説明しているようですし、一部の新聞ではハリル監督の言うことを何でも聞かなければ代表に残れないという空気が選手達の間に感じられていたから解任に至ったのではと分析しています。互いに信頼できるような関係があれば「管理主義」になるだろうし、そうでなければ「恐怖体制」になってしまいそうな危うい状況だったのかなと思います。

ただ、その一方でハリル監督は「3年間はコミュニケーションとってくれていたのにここ1年はとってくれていない」と責任を自分一人に押しつけているようで不当に考えているように見えます。それに、なんだかんだいざこざがあってもワールドカップ本番にはチームの状態を間に合わせる人だったから解任しなくてもよかったのではという評論家の意見もあります。そういう意味では日本代表が混乱しないか心配な気もします。「造反上等」でガンバ大阪をJリーグ屈指の強豪に育て上げるくらいに危機管理能力に長けている西野朗さんを後任に据えていることでこの心配も杞憂に終わるはずとJFAは考えているのかもしれません。今は西野さんに託すしかないでしょうが、ハリルさんの反論がどんなものになるのかも気になります。

では、また次回です。
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