大相撲秋場所が11日から始まりました。
初日としては両国国技館開設後ワーストの動員を記録したといいますが、
徐々に観客動員は回復しつつあるようです。

そんな中で注目されているのは
横綱・大関昇進を目指す4人の力士たち
白鵬の8連覇を阻み、2年ぶりの優勝を果たした
大関・日馬富士(はるまふじ)。
横綱昇進を目指していましたが、序盤5日間で3敗してしまい
横綱への道のりは白紙に戻りました。
失敗の原因はいろいろと報じられていますが、
元小結で現在はNHKの解説を担当している舞の海さんの見解には
「オッ?」と目ならぬ耳を引きました。
一言でまとめれば「木鶏(もっけい)になれていない」ということ。
「どんなに強烈な相手でも、どんなに楽に勝てる相手でも
常に冷静に相撲が出来ることが横綱には求められるのに、
自分のイメージにないことを相手に仕掛けられてパニックになるようでは
横綱は務まらない」というんです。
個人競技と団体競技の違いはありますが、
サッカーでも前もってイメージしたゲームプラン通りに試合を進められないときに
監督があわてたり選手同士の呼吸があわなくったりするチームは成績を伸ばせないし、
どんなときも対応できるように常にベンチとピッチの選手たちがやり取りできるチームは強い。
無敗でプレミアリーグを優勝した頃のアーセナルとか、
ここ数年のバルセロナなんてまさに「木鶏」といえるのかもしれません。

一方、大関を目指す琴奨菊(ことしょうぎく)は5連勝で上々のスタート。
鶴竜(かくりゅう)は3勝2敗で残り10日次第という展開です。
そして、一部報道で状況次第では
大関昇進の可能性が生じるのではといわれる稀勢の里(きせのさと)は5連勝。
相撲内容もハイレベルなものばかりなので、
このレベル保ちつつ優勝できればOKでいいのではと、思います。

あと10日でどんな展開をみせるのか、久々の東京本場所を楽しみにしたいです。
それでは、また次回です。
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