何気に地味に進んでいるように見えるナビスコカップ。
今度の9日日曜日には準決勝です。
サポーターの中には「ナビスコでいくらいい成績を残しても
Jリーグでアドバンテージをもらえるわけではないからあまり重視しない」
と言い切る人もいます。
今年ベスト4に残った浦和レッズはJ1では15位。
口の悪いサポーターの中には
「ナビスコはけが人が出ない程度にほどほどに頑張って、
リーグ戦で勝てるようにしてくれればいい」と、
「ナビスコカップ軽視」という考えを露骨に示すような人がいます。
でも、優勝すればタイトル獲得となるわけですから、
「ほどほどに…」なんていわないでガッツリ頑張ってほしいと思うのですが…。

さて、ナビスコカップで
近い将来「J1・J2交流トーナメント」が
導入される構想がJリーグで浮上しています。
となると、やはりって感じの動きが出てきています。
J2のチームは
J1のチームが代表クラスの人気選手をつれてきてくれるはずということで
歓迎していますが、J1のチームは
「J2との試合じゃカズでも来ない限り客は呼べない」と思うのか、消極的です。
そこで思い出したのは
プロ野球の「セ・パ交流戦」が導入されるかどうかという時期の話です。
セリーグのチームは客の呼べるカードが減ると消極的、
パリーグはセリーグの人気チームが来れば営業的にビッグチャンスになるかも
と積極的だったと記憶しています。
でも、ふたを開ければ一定の成功を収めていますよね。
そうなんです。
ナビスコカップでもJ1・J2の交流を促すような大会形式を考えたほうがいいと思うんです。
「J1対J2の対決は天皇杯だけで充分!」という方もいるかもしれません。
でも、ナビスコカップの大会自体の地位向上とスカウト市場の活性化あたり
期待できると思います。
どうか、J1の偉い方々、プロ野球の関係者の方にアイデアを仰ぐなりして、
ナビスコカップでのJ1・J2交流を前向きに考えていただければと思います。

それでは、また次回です。
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