J2の「レギュラーシーズン」が終わり、自動昇格の2チームが決まりました。楽々とゴールできたヴァンフォーレ甲府に続いて、レギュラーシーズン最終戦で2位に滑り込んだ湘南ベルマーレ。京都サンガFCにさらわれた2位の座を最後の最後に取り戻したというんですから、諦めない気持ちはなんにつけても必要と思いました。そして、J1昇格最後のいすを賭けたプレーオフが始まります。
京都サンガFC、横浜FC、ジェフ千葉、大分トリニータのうちわずか1チームがJ1昇格を勝ち取ります。紙面にはJ版クライマックスシリーズなんて書かれた事もあるプレーオフですが、やるほうとしては「そんなのんびりしたこといわないでくれ!」といわれてしまいそうな気がします。ジェフ以外の3チームには自動昇格の可能性が残っていて、勝ち進んでいればこんなプレーオフに出なくても済みました。それに出ないといけなくなるわけですから、気持ちの切り替えや体調管理など更にやらなければならない。失敗したらもうおしまいということにもなります。「6位以内目指してJ1の夢を!」と考えているチームとしてはクライマックスシリーズを目指して戦うプロ野球チームと同じようなモチベーションでやれるのかもしれませんが、自動昇格を目標にしていたチームとしてはどんな心持でこのプレーオフを迎えるんでしょうか?週末には決着がつくJ1昇格争い。今年が初めてとなる昇格の形はどういう風に見えるのか? 楽しみにしてみます。
それでは、また次回です。
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2012年11月16日 00:00 |
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