クラブワールドカップが終わりました。今回は南米チャンピオンのコリンチャンスが16日の決勝でヨーロッパチャンピオンのチェルシーを1-0で破って「クラブチーム世界一」の座につきました。しかし、決勝のテレビ視聴率は昨年を大きく下回り15%にすら届かなかったとか(当日は総選挙の開票特番があったからこれくらいの視聴率になったかも知れませんが)。メッシらがいるバルセロナが参加した去年と比べると華やかさが足りなかったかもしれませんが、このギャップには少々驚きました。
南米チャンピオンのコリンチャンスが優勝できたのはいろいろな意味でよかった気がします。2万人以上のサポーターが日本に駆けつけ、自分のチームとは関係ない試合にもスタジアムに姿を見せて試合を大いに盛り上げたようだし、エメルソンやダニーロといったJリーグ経験者が活躍したのも日本のファン、とりわけ茨城県鹿島や埼玉県浦和のファンにはうれしい大会になったでしょう。知り合いの話ではエメルソンがプレーしていた浦和レッズのファンはコリンチャンスの試合が来るたびに盛り上がっていたとか。世界最高峰の舞台で大きく成長した姿を見ることができたのがうれしかったのではないでしょうか。
一方、チェルシーもよく頑張りましたね。チャンピオンズリーグ予選落ち、プレミアリーグでも調子がなかなか上がらずでドタバタの状態。しかし、クラブワールドカップ直前に何とか調子を取り戻し、準決勝では3点奪って快勝、決勝も見せ場をたっぷりと見せる試合をしていたような気がします。まあ、さすがといいようがありません。
サンフレッチェもよく頑張りました。Jリーグ勢初の2回戦敗退と無念の結果に終わってしまいましたが、5位決定戦ではアジアチャンピオンの蔚山現代に3点とって快勝、「相撲パフォーマンス」もしっかり見せてある程度の目標を達成できたようです。アジアチャンピオンを破ったということで、来年のアジアチャンピオンズリーグへの見通しがいくらか明るくなったという見方をあります。来年はJリーグのチームがアジアチャンピオンとしてヨーロッパか南米のチームと対戦できるところまで勝ち進んで欲しいですね(来年から2年はモロッコで開催されるため地元枠での救済はないので)。
それでは、また次回です。
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