いろいろ忙しくしていて、更新が遅くなりました。申し訳ありません。

12日にFIFAワールドカップの日本代表メンバーが発表されました。23人の顔ぶれを見ていると、これまでと比べてサプライズ感が薄いような気がするのは私だけでしょうか? MFを細貝選手でなくて青山選手にしたところは意外な感じがしましたが、想定内って感じもする。最大のサプライズといわれた大久保選手の選出もまた想定内って感じなんですよね。これがもし、伊野波選手でなくて闘莉王選手だったり、大久保選手でなくて川又選手か豊田選手だったら…そちらのほうがサプライズ感が強い人選になっていたような気がするんですよね。

ザッケローニ監督は発表会見の冒頭で「2011年アジアカップの代表をベースにした」とはっきりいっていたんですよね。それでもしかしたら、サプライズ感が薄くなってしまったのかもしれません。4年かけてチームを熟成させるためにはこういうベースとなるような人を決めておくのは賢い方法かもしれません。ただ、それにこだわりすぎるとザックさんは「融通利かない石頭」といわれかねません。現に、なでしこの佐々木規夫さんはアジアカップ初戦のオーストラリア戦で苦戦していたのを見ていると「…石頭」になりかけていると不安になってしまいました。

前にもここで書いたかもしれませんが、48グループの選抜総選挙のように代表メンバーを何百万人ものファンが決めてみても、ザックさんの主義との食い違いが大きければチーム力は低下する可能性が高くなります。「なぜ(原口)元気を…」「なぜ豊田を…」と嘆いている人の中には、総選挙をしてくれれば23人のラインに入れたと信じてやまない人もいるかもしれません。でも、ここはザックさんが選んだ23人に託しましょう。日本サッカーのこれからを。

最後にエルゴラッソ14日発売号のマンガにあったフレーズを
「みんな、日本サッカーの子やもんね」。

それでは、また次回です。
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