年々注目度が高まっているサッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)。5日に行われた浦和レッズ(日本)-広州恒大(中国)は優勝経験チーム同士の対戦として大会前から注目が集まっていましたが、スタジアムの外もすごかったとか。

中国の人たちといえば爆買い。最近は高品質の日本製品を買いまくるだけでなく、日本人が気づかないような名所を巡ることも楽しんでいますが、レッズ戦を見たいというサポーターが殺到しそうでACLのチケットが足りなくなるかもしれないと、広州恒大陣営がチケットを爆買いしたとか。サッカーの場合、ワールドカップ予選やACLなどの国際大会があるとホスト国のサッカー協会がある程度のチケットを相手国のために確保して、相手国のサッカー協会が旅行会社を通じてサポーターに提供するようになっています。今回も日本サッカー協会から中国のサッカー協会に一定の枚数のチケットが提供されたのですが、「これじゃ足りない」といわんばかりに陣営やファンがチケットを買いまくったというわけです。

Jリーグのチームの中で最も観客を集めるレッズとしては、ホームゲームなのに相手サポーターの方が多い状況は困ると、当日券を値下げしてサポーターが駆けつけやすくしたとか。そのおかげか、平日の夜の試合としては多い方の3万人余りの観衆が集まりました。国際試合だから相手国のファンがたくさん集まるのは当然かもしれませんが、こんなことが日本でも起こるようになったのはサッカーの本流に少しながら近づいたともいえるでしょうか?

では、また次回です。
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