早ければ2026年からサッカーワールドカップの出場国数が48に増えるとか。FIFAの総会で正式に決定したそうです。
一番の要因はどうやら放送権料を今まで以上に得られると期待しているからだといわれていますが、世界選手権の出場国数が48までに増えるようだと気になる部分があります。

団体球技の世界選手権の出場国数はオリンピックより多めになるとはいえ大体は16から24くらいに収まるものですが、48もの国が集まる世界選手権、世界一決定戦は記憶にありません。サッカーは世界有数の競技人口を誇る種目。世界大会に出たいと思う人たちも当然多くなるでしょうが、ヨーイドンで世界一を決めるにふさわしい試合がそれなりに増えるのかという疑問を抱く人も少なくないそうです。

野球のWBCでは、2006年にあった第1回大会の予選ラウンドで大差がつくようなコールドゲームが続出しましたが、回を重ねるごとにコールドゲームは減ってきました。出場国数を16のまましておいて、参加国を推薦で決める方式から予選を経て決める方式に変えたことで大会全体のレベルアップがはかれたように見えます。それが出場国数が増えるようになるとどうなるのか想像がつきません。これまであと一歩及ばず惜しい思いをし続けた国が出るならまだしも、箸にも棒にも掛からぬ国がこのチャンスでたちまち出場できたなんてことになると、力の差が生まれそうな不安もあります。

大会方式などの詳細については今後調整するようですが、9年後で新しいワールドカップがどのように行われるようになるのか見守りたいところです。

では、また次回です。
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