なでしこジャパンが世界の頂点を極めてからまもなく1ヶ月が経過します。
なでしこリーグ1部が再開して
各地で多くのファンが集まっているようですが、
気になったことがひとつあります。


観客動員が確かに増えています。
しかし、増え方が思ったよりも偏っている気がします。
世界一となったメンバーが一人でもいれば
ある程度の動員を得ているようですが、
澤穂希選手がいるINACの観客動員が
ずば抜けているんですよね。

再開初戦が1万8千、
その後2万、2万4千と次々とリーグ新記録を更新しています。
2万4千集めた試合はINACではなく相手チームのホームゲームです。
その一方で澤選手でないなでしこジャパンの選手が出た試合は
チームの動員記録を更新しているかもしれませんが、
万単位のお客さんを集めてはいません。
そういうことから考えると、
なでしこジャパンの選手の
プレーをみたいというよりも
澤選手を単に生で見たいだけなのかなって
思ってくるんです。

確かに澤選手はすごい選手ですし、
プレーを生で見て損をすることはまったくありません。
ただ、澤選手がいつの間にか
「客寄せパンダ」になっているのかなって思ってしまいます。

澤選手に嫉妬するつもりも、澤選手をねたむつもりはありませんが、
厳しいことをひとつ。
フィーバーをフィーバーで終わらせないためにも、
地元に近いところにいるチームのなでしこにも
注目して欲しいと思うのはわたしだけでしょうか?

それでは、また次回です。
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