今回はプロレスの話を。

ここでプロレスの話をするのは初めてなんですが、数少ない深夜の地上波中継を毎回楽しみにしているので、これから話すニュースもかなり興味があります。
新日本プロレスのオーナー企業が7年ぶりに変わることになったとか。7年前の場合、創始者のアントニオ猪木元代表が持っていた51%あまりの株(団体の総株数に対する比率)をゲームソフトメーカーのユークスが買い取ってオーナー企業になりましたが、今回はカードゲームで成長著しいブシロードが100%の株(団体の総株数に対する比率)を買い取ってオーナー企業になりました。ただし、ブシロードの木谷社長が代表権がない取締役会長に就く以外、これまでの新日の体制に介入することはないそうです。
ブシロードはこれまでも夏恒例のビッグトーナメント「G1クライマックス」で特別協賛として開催をサポートしたり団体の垣根を越えた大会「ブシロードレスリング」を主催したりするなど、プロレスについて深く理解している企業のようです。ですから、大量の株を買い占めてそれから大儲けをしようという投機的な目的で買収したわけではなさそうなのでほっとしてます。

木谷会長個人もプロレス好きで有名だそうで、目指すは「世界一のプロレスカンパニー」とか。世界最高峰のプロレス団体WWEで活躍しタイトルを獲得した日本人レスラーがいますが、「世界にその名を轟かす日本のプロレス団体は?」と言われても私はピンときません。秋にはカードゲームを売り出すことを決めているそうですが、他にもあらゆる方法でプロレスへの間口を広げようと考えているようです。今回のオーナー企業交代が木谷会長本人にとっても、新日にとっても、日本のプロレス界全体にも有意義なものだったと振り返られるようにして欲しいですね。
また次回です。
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