しばらくサッカーばかりだったので、今回は野球を。

中日の高木守道監督が今シーズン終了を持って退任し、谷繁元信選手が次期監督としてチームを率いることになったと9日に発表されました。更に、落合博満前監督がチームの全権を掌握するGMに就任することもあわせて発表されました。

秘密主義と勝利至上主義に傾いた落合さんに批判的だった球団幹部が時計の針を戻す格好になりましたが、それに至ったのはどうしてでしょう? 落合さんが監督を辞めた当時はリーグ優勝したにもかかわらず「契約満了になったから」とさらりとしていましたが、年俸が高すぎるという理由を後に言われるようになりました。おまけに、高木守道監督は「落合はチームをめちゃめちゃにした」とまける度に言い訳する始末。そして、高木監督は元横浜監督(98年日本一)でもある権藤コーチと投手起用で大喧嘩するなど、選手やコーチとの対立が耐えません。こういう現実をかんがみて、落合さんを手放すのはまだ早いと思うようになったのかもしれません。

GMの後ろ盾を得ることになったとはいえ、谷繁新監督はプレーイングマネージャーとしてこれまで以上に過酷なシーズンをすごさなければなりません。簡単に言うと、自分の成果ばかり追求していればいいものではないということ。チームプレーに関わるばかりでなく、チームの勝利へいかに戦略を立てるかも求められるわけです。乗り越えられれば、落合さんが築いたチーム以上にすばらしいものが出来る可能性だってあります。まずは、見守っていきましょう。

それでは、また次回です。

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