ザックジャパンが6日に2013年の初戦を戦い、苦戦を強いられた経験があるラトビアに3-0で勝利。岡崎選手がカズの記録を破る史上最速の代表通算30ゴールを達成というメモリアルなゲームとなりました。そんなゲームはもう一つメモリアルなことが。何と、日本代表のスタメン11人のうち10人がいわゆる海外勢になったんです。

GK 川島(ベルギー・スタンダール)
DF 内田篤人(ドイツ・シャルケ)
   吉田麻也(イギリス・サウサンプトン)
   今野(ガンバ大阪)
   長友(イタリア・インテル)
MF 長谷部(ドイツ・ウォルフスブルク)
   細貝(ドイツ・レバークーゼン)
FW 清武(ドイツニュルンベルク)
   本田圭祐(ロシア・CSKAモスクワ)
   香川(イギリス・マンチェスターユナイテッド)
   岡崎(ドイツ・シュツットガルト)

これは史上初のことだとか。
こういうスタメンが組まれるのは時代の流れというもので、がっかりするものではないと思います。「こんなことではJリーグは海外進出のための踏み台だの、草刈場だの言われるよ」と悲観する人もいるかもしれませんが、ぶっちゃけてしまえば、Jリーグはまだ開幕前の準備段階で選手は本調子とは言い切れない状況ということでシーズン真っ最中のヨーロッパ勢頼っただけというものです。ただ、Jリーグの選手たちはどうすれば3月のワールドカップアジア最終予選のヨルダン戦の代表になれるかという疑問の答えをこの試合から導かなければいけません。それこそ代表になるためのテストというか踏み絵になるかもしれません。その答えに期待しましょう。

さて、このザックジャパンと逆にメジャーリーガーゼロで臨まなければいけないのは侍ジャパン。「これでWBC3連覇を本当に狙えるのか?」と不安になる人がたくさんいるようですが、「それでも狙える」と不安に思っている人に向けて言い返せる根拠はいずれ見えてくるはずです。だからこれも悲観しません。

満場一致の納得を得るためにはどうすればいいんでしょうかね? サッカーの場合は海外組は全体の何%までに抑えろといい、野球の場合はかならずメジャーリーガーを何人は入れないといけないという数的な規制が必要なんでしょうか? 外国人枠みたいに。確かに、WBCではメジャーリーガーが活躍して連覇しているわけですし、Jリーグにもたくさんの才能がいます。そういう事情をかんがみつつバランスを考えて欲しいという思いもあるかもしれませんね。

それでは、また次回です。
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