7日に高校総体のサッカーが終わりました。男子は千葉勢同士の対決になって市立船橋が流通経済大柏に勝って優勝。一方女子は常盤木学園を破った日ノ本学園(兵庫)と村田女子(東京)が優勝を分け合う結果になりました。

総合大会だからとはいえ、雷雨で1日中止になった分の振り替えをしないで日程打ち切りにして優勝チームを複数出すというのは、やるほうにしては割り切れないし、わだかまりばかりが残るような結末だと思いますサッカーに中止はありえない」と、ソフトボールのように予備日を設定していないというなら考え直さないといけませんよ。運営に関わる高校生の拘束期間に限界があるから難しいというならば、主管の県サッカー協会なり地元Jクラブに穴埋めしてもらうようにすればいいと思うのですが。

さて、女子サッカーでは今年も常盤木学園が優勝できませんでした。その一方で関西の有力校日ノ本学園が初代王者の意地を見せて連覇となりました。何とも不思議なものです。
なでしこリーグ2部では大学生、社会人を諸共せずに首位を走り、インターハイ直前まで10連勝と調子は上がっているように見えた常盤木でしたが、毎日のように試合が続くインターハイは勝手が違ったのかもしれません。なでしこ2部は男子のJ2同様、東アジアカップや海外遠征による中断期間はまったくなく毎週のように試合をやっていましたが、週1で試合をするためのコンディショニングと1発勝負が何日も続くような大会に向けてのコンディショニングは違ってくるのかもしれませんね。その違いに順応できないでパフォーマンスがうまく出来ないというならば、常盤木はフィジカルの面で何かしらの対策をとらないといけないかもしれませんね。
でも、学校自体の責任だと片付けるのは無茶だと思う人もいるでしょう。「高校のサッカー部を全国2部リーグにいさせること自体おかしい!」と考える人もいるでしょうね。海外でも、恐らくハイスクールのチームがアマチュアの全国リーグで大学や社会人のチームと一緒にやるなんてことないでしょう。そういう体制である限りは常盤木は高校生同士の大会に勝てないと思う人もいるでしょうね。お姉さんたちには無類を強さを発揮する常盤木のようなチームが同年代のチームとの戦いで勝つにはどうすればいいんでしょうか? 女子サッカーのこれからを考えるためには大事ですよ。

それでは、また次回です。
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