8年ぶりとなった日米野球が20日まで行われましたが、日本代表「侍ジャパン」が4勝2敗でメジャー選抜に24年ぶりに勝ち越しというある意味歴史的な大会になりました。

特にわいたのが15日の第3戦。メジャー相手にノーヒットノーランという史上初の快挙を侍ジャパンがやってのけました。先発の則本投手が5回パーフェクトで波に乗ると、西、牧田、西野のリリーフ陣もそれを損なわないでヒットなしで乗り切ってしまいました。西投手がデッドボールで出塁を許してしまいましたが(ぶつけてけがをさせた相手に翌日に謝るような一幕もありましたが)、メジャー相手にヒットを打たせなかったとは…。隔世の感があります。昔といえば、メジャー相手に何勝できるかというよりも何点取れるかというのが興味の中心になっていたような記憶があります。でも、全日本がメジャー相手に奮闘している様子を見ているのは面白かったですよね。メジャーなんて昔はこういう時にしか見られなかったわけだし。

日本人選手が何人もメジャーのチームに加わり、BSやCSはもちろん、深夜なら地上波でも試合の生中継が見られるようになって以前からは日本人にとってメジャーというものは身近になったとは思いますが、3月の開幕シリーズと国際親善試合とか11月の日米野球ってやっぱり面白い。やる方としては休む時期が減ってしまうので体のケアにかける時間をうまくとれるかどうかなんて悩みがあるかもしれませんが、メジャー相手に得られるものってかけがいないものだと思います。

次の日米野球はいつになるんでしょう? これまでの慣例が適用されるなら再来年2016年11月となりますが、またこういう盛り上がりがみられることをとにかく楽しみにします。

では、また次回です。
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