パソコンの具合が何とか落ち着いたので、更新します。ご迷惑をおかけしました。

さて、今年一番のJリーグの話題選手といえば、セレッソ大阪のフォルラン選手。ウルグアイ代表のFWで、2010年ワールドカップ南アフリカ大会では決勝に残れなかったのにMVPに選ばれたという選手です。マンチェスターユナイテッドやインテルを渡り歩いた人です。日本代表と対戦したこともあります。そんな大物がJリーグの舞台に立つんです。大阪に降り立ったときの生き生きとした表情、「何かやってやろう!」と気持ちがみなぎってくるようにも見えます。

世界を知る男がJリーグで当代きってのストライカーといっても過言ではない柿谷曜一朗選手と手を組むわけですから、セレッソ軒並み優勝候補に挙がるようになりました。そして、今月終わりにはACLが待っています。本家UEFAチャンピオンズリーグを戦った男が勢いづくアジアの新興勢力に挑むということを考えると、セレッソファンでなくてもわくわくしてしまいます。

さて、話は変わりますが、今年からセレッソのホームタウンに堺市が加わったとか。もともとなでしこリーグ2部を戦う女子ユースチーム(19歳以上の選手が在籍する女子トップチームまだ設立されていない)の拠点になっているので後付けのようにも見えますが、河内地域に久しぶりにプロスポーツチームが根を下ろすことはやはり地元の人たちにうれしいことですよね。中百舌鳥地区に南海ホークスの練習拠点が設けられていたとき以来ですから、26年ぶりということになりますよね。今月下旬に最終回を迎える野球マンガ「あぶさん」の主人公・影浦安武(通称あぶさん)も若いころに汗を流した場所です。

あぶさんといえば、大酒飲みであっても持ち前の集中力でチームを何度も勝利に導いたスラッガー、サッカーで言えばストライカーです。最近発売された廉価版コミックス「あぶさん-栄光の軌跡」の第1巻(プロデビューしてから2年間を描いたもの)を読んでみましたが、あぶさんって自分を犠牲にして時にムチャすることがあるんですよね。自殺しそうになったおじいさんをチームメイトと川に落ちそうになりながら救ったり、遠征中に見つけた捨て子を宿舎に連れて世話をしたり…。ムチャをしても誰かのために何かしたいと思う人格者でもあるのかなって思います。そして、誰にでも愛される存在にもなるんですよね。そう、フォルラン選手も外様であってもあぶさんみたいに誰からも愛されるような存在になってほしいと思うんですよね。柿谷選手こそセレッソのあぶさんになってほしいと思う人もいるかもしれませんけど。とにかく、今年はセレッソに目が離せません。

それでは、また次回です。

[Web全体に公開]
| この記事のURL

1件中 1~1件目を表示


1