予告よりも更新が遅くなってしまいました。申し訳ありません。

さて、ソチ五輪があっという間に終わってしまいましたね。メダルの数は8つ。なんだかんだいって国外で行われた冬季五輪ではもっとも多かったとか。

冬季五輪は実際の競技以外に「場外乱闘」がしばしば話題になります。今回の大会で言えば、フィギュアスケート女子。キムヨナの五輪連覇を地元ロシアのソロニコワに阻まれたのですが、「ソロニコワの得点は盛りすぎ」との批判が渦巻き韓国陣営が国際スケート連盟に提訴だと息巻いているんですよね。ノーミス2本そろえたからヨナの勝ちっていうのは昔の6点満点・席次法の論理だったような気がします。しかし、今はほぼ青天井の採点形式です。演技基礎点と出来映え点などなど細かい要素を探られてしまうんです。実はお互いノーミスでフリーをやりきったらヨナは負けていた、という試算が各メディアにでていたのを覚えている方も多いでしょう。実際のところ、ヨナのほうに細かいミスが多かったため、ソロニコワは予想以上に楽に逆転できたという見方もあるようです。

前回は男子で「4回転ジャンプを成功させたプルシェンコより4回転をまったく入れなかったライチャゼクの方が金メダルになったのはどうしてだ!」とロシアで大騒ぎになったようですが、これも、フィギュアが五輪の花形であることの証拠かも知れませんね。

ちなみに、そういうにらみ合いのさなかで、日本人選手の演技が素直に賞賛されたという事実があったという共通点もあるんです。バンクーバーでは高橋大輔選手、今回は浅田真央選手です。誤解を恐れない言い方をすれば、こういうことこそ胸を張るべきことなんでしょうか?

それでは、また次回です。

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