大相撲夏場所の中日(18日)で、新横綱の鶴竜が注文相撲で未勝利の平幕に勝ったところでブーイングが沸いたとか。

大相撲というのは、特に横綱の相撲というのは勝ち負けと同じくらいにどういう風に勝ったのかという内容のよさを求めることがありますが、ブーイングという形で直接的に内容の悪さを糾弾されるとは…。驚きました。
一方、サッカー。「内容はどうでもいい! ゴールきめさえすればいい!」と漏らすようなストライカーに共感するファンは少なくありません。「泥臭くせめてゴールを決めればいい」なんて言うファンもいます。

まぁ、競技の性質の違いがありますが、泥臭く勝利にこだわるばかりに消極的な相撲を取る力士と代表入りなどアピールするために内容がいいゴールにこだわってミスを犯してチームをピンチに追い込むサッカー選手と、正反対にありそうな位置にいる人たちが同じくらいに見る人の怒りをもらうというのも興味深いものかなって思います。

ファンは強さを求める。これはどの競技でもいえることですが、その強さをどういう形で表現するのかで競技の魅力というものがまた見えるともいえるのではないでしょうか?

今回は簡単ではありますが、ここまで。それでは、また次回です。
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