あけましておめでとうございます。
今年最初の更新は1日遅れとなってしまいましたが、引き続きお引き立てのほど、よろしくお願いします。

さて、1月といえば、日本のサッカーではシーズンを締めくくる月というイメージが私の中ではあります。今年は元日に皇后杯の決勝があり、その前後には男女の高校選手権、インカレも行われています。1年間で得たものすべてをぶつけるべく熱戦が展開されているので、今年の正月はとりわけサッカーを見る頻度がおおくなっているような…。

そんな中、考えたことがあります。以前、このブログで、野球で8-7というスコアで決着する試合をルーズベルトゲームというが、サッカーに当てはめるとそれにふさわしいのは1-0だろうなんて書いたのですが、1-0っていろいろと奥深い意味を持ったスコアだなって感じたことがあるんです。元日にあった皇后杯の決勝は日テレベレーザが前半に思い通りのパスワークで相手守備を崩して先制し、あとは相手攻撃陣を泥臭く抑え込む守りで逃げ切って1-0で浦和レッズレディースを破って優勝しました。また、全国高校サッカーの試合の中にはお互い同じくらいに攻めあっていたのに相手ファウルでもらったPKによる1点が決勝点になって1-0で決着した試合もあります。

サッカーはたくさん点数が入る競技ではありません。ですから、どうして得点が入ったのかという行程を振り返ることも重視する考え方もあります。コーナーキックやフリーキックなどのセットプレーが正確に味方に伝わったとか、守備の塊をどういう風にボールを展開して切り崩していったのかとか、それが上手にできて相手を寄せ付けなければ、1-0で終わったとしても「いい試合だった」とある程度評価できるようになります。だからこそなんでしょうね? 1対0がルーズベルトゲームといえるのは。

もう少し続く冬のサッカーシーズン、どういう風に勝ったか、それに注目するのもいいかもしれません。

それでは、また、次回です。
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