先週、ラジオ番組の発言が新聞沙汰になったという話をしましたが、今週はこの続きといってもいいようなお話です。

フィギュアスケートの浅田真央選手がこの秋からのシーズンでの競技復帰に向けて準備を始めたことを18日に行われた会見で認めました。数日前から競技復帰を決断したようだといくつかのスポーツ紙が報じたのを受け、この日に本人が明言した形になりました。そしてこの日の夜(会見から約7時間後)には本人が3月からパーソナリティーを務めるTBSラジオの番組が放送されました。

この日は異例の生放送。本人は会見で話しきれなかったことを話したいと切り出しました。番組では佐藤信夫コーチから「もう後戻りはできない」と決心が確かなものか確認される一幕があったことや、4月に行われた番組の公開収録で対談した伊藤みどりさんの言葉が復帰への後押しになったことが語られましたが、これらは会見で話したことを補足するような感じになったようですが、ラジオ番組で初めて明かされたのは決断のきっかけになったのがテレサテンの代表曲「時の流れに身をまかせ」だったということ。やはり、このことは会見の様子とともにスポーツ紙の記事になっていましたし、TBSでない局のワイドショーではこのことが語られた部分の音声がそのまま放送されました。

TBSでない局のテレビ番組でTBSのラジオ番組の音声が流れたのには驚きましたが、そうなるのもわかるなって妙に理解もしていました。続けざまでこういう扱われ方をする発言を聴いていると、発信の仕方の多彩さを感じてしまいました。

では、また次回です。
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