24日に千秋楽を迎えた大相撲初場所。琴奨菊が初優勝を果たし、日本出身者として10年ぶりの優勝と、大きな話題になりました。

10年といえば60場所、その内白鵬が35回も優勝しているのもすごいですが、日本出身者がそれだけ長く優勝出来なかったというのも驚きです。ただ、相撲の業界の理屈で考えたらあまり不思議とはいえないようなんです。モンゴル出身者の間にいわゆる国もの意識が強くて、切磋琢磨する土壌が醸成しやすい。そう考えたら、北海道出身者が幅を利かせた時代、ハワイ出身者が幅を利かせた時代があったのと理屈は同じなんです。

いつまでもモンゴル出身者の時代が続くわけではない、でも日本出身者が安泰だという保証はありません。90年代最初のように群雄割拠で相撲界全体が盛り上がればいいですね。

今年からは大卒力士の付け出しのハードルが低くなり、三段目からスタートできる要件も設定されました。私的に思うに、インターハイ個人優勝したら高校卒業後にプロ入りした人は序二段あたりから付け出しを認める要件もあっていいと思いますが・・・。

それでは、また次回です。
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