日本生命セ・パ交流戦が5月31日に始まり、それに先駆けマツダオールスターゲームのファン投票も始まりました。

4月から5月に調子が上がっていたチームや選手が別のリーグを相手にして感覚が狂いだして成績が悪くなることもあれば、逆もまたある交流戦。埼玉西武のおかわり君ように、これをきっかけに大ブレイクした選手もいましたっけ。5月31日からの最初のカードだけでも一軍初登板初先発とか、一軍初打点とか、ケガからの復活とか、今年もこの交流戦がターニングポイントになりそうな選手がたくさん出てきそうです。

交流戦の間近からブレイクの兆しを見せているのが阪神の原口選手。キャッチャー不足で急きょ育成枠から支配下登録されたため、ユニフォームの新調が間に合わずにほかのコーチのユニフォームを数日間借りたのが話題になりましたが、勝負強いバッティングでクリーンアップを担う「打てるキャッチャー」としてチームになくてはならない存在になってきました。そんな原口選手にうれしい誤算が。

マツダオールスターゲームのファン投票が始まり、スタジアムやコンビニに投票用紙がおかれるようになりました。もちろん、NPBの公式サイトでも受け付けています。1日に第1回中間発表がありましたが、原口選手はセリーグのキャッチャー部門で2位にランクされました。コンビニなどに置かれている投票用紙のノミネート選手は開幕直後のスタメンを基本に並べられているため、開幕当初育成枠だった原口選手の名前は当然ありません。ネットでは名前のところをワンクリックすればいいですが、マークシートの場合はわざわざ自由記入欄に背番号とポジション、チームとマークしなければいけません。でも2位にランクされたというんですから、この活躍のインパクトはかなりのものです。一方で、北海道日本ハムの大谷選手が投手でパリーグ1位、DHでも2位にランクするという、大谷選手らしい珍事もまた起きています。さぁ、夏が楽しみになってきますね。

では、また次回です。
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