来年から、なでしこリーグのベガルタ仙台レディースが、マイナビベガルタ仙台レディースとチーム名を改めることになったそうです。あのマイナビがタイトルパートナー契約を結んだということで、基本契約とともに順位に応じたインセンティブもあるそうです。こういった契約をとるなでしこリーグのチーム、最近増えていますね。

ネーミングライツの一種で、Jリーグのチームのように、必ずしもたくさんのスポンサーを集められる保証がないなでしこリーグのチームにとっては有効な資金源になるかもしれません。ただ、J傘下のチームもこれに手を出すというのに違和感を感じます。J傘下のチームなら、男女別々にスポンサーがつく場合もありますが、ある程度の収入が得られるだろうに、普通のスポンサー収入では十分でないということでしょうか? 事情が事情ではありますが、企業名交じりのチーム名というのは違和感あります。時代の流れに逆行している感もあります。

ヨーロッパのように男女ともにトップレベルに並び立つクラブになるためには先立つものも必要かもしれません。ただ、サポーターの気持ちというか、思い入れも必要になってくるはずです。オリンピック出場を逃して女子サッカーが暗黒時代に陥っているように見られがちですが、何かしらの支えがあれば、間違いなく浮上できるはずです。

では、また次回です。
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