スポーツの秋ならぬ、スポーツの春と言ってもいいようなにぎやかな3月です。特にそう思わせているのはWBCに大相撲、それにセンバツ高校野球です。

カレンダー的に大相撲の終盤とセンバツの前半が被るのはここ数年続いていますが、そこにWBCが加わるわけですから大変です。冬季オリンピックの追い風に乗ってパラリンピックも盛り上がるような3月もありますが、今年の盛り上がり方は、言い方が大げさになってしまいますが、尋常ではありません。

どこを切り取っても見所だらけだから盛り上がるのは当然のことですが、何というか、琴線に触れるようなトピックにあふれているところが今年独特のものなのかもしれません。
たとえば、WBCならメジャーリーガーがチームに代表入りを止められたために不安の声がこれまで以上に聞こえていたのにふたを開ければ侍ジャパンは神懸かり的な活躍を見せているし、大相撲は稀勢の里の「横綱デビュー」でただでさえ盛り上がるのに同じ部屋の高安がいい刺激を受けたか一緒に勝ち星を積み上げていくからまた盛り上がる。それに初めての入幕を果たした宇良がどこまでできるかという期待もあります。センバツは早稲田実業の清宮選手がどれだけ打つかで注目が集まっていますが、それ以外にも大逆転やら20得点以上の大勝ちやら、これまでのセンバツではあまりみられないような展開の試合が多くなっています。

これだけすごい出来事が揃う3月、今までやっぱりなかったような。この先もしばらくなさそうな気もしますよ。

では、また次回です。
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