J2の東京ヴェルディが元イタリア代表のトッティ選手の獲得へ動いているとの報道があり、久々の大物参戦がかなうかどうか期待が集まっています。

トッティ選手は5月限りでセリエAのローマを退団して現役引退したといわれていますが、6月になって年俸1億2000万円でヴェルディがオファーを出して大騒ぎになったわけです。ヴェルディは今年からメインスポンサーが半田晴久さんが代表を務めるISPS(国際スポーツ振興協会)になりました。ISPSは国内男子ゴルフツアーのレギュラートーナメントや国別対抗戦で高額賞金を設定して注目を集めていましたから、このくらいのお金は途方もないものでもないかもしれません。

ただ、ヨーロッパで一時代を築いて最後のひと華をJリーグで…という選手の移籍がまだ多いような気がします。アメリカのメジャーリーグサッカーができたころにはJでのそういう移籍の話が減ったような印象がありましたが、最近は中国の動きとかといっしょにJでもまた増えてくるような感じもします。アメリカではメジャーリーグサッカーができる前に存在していた北米リーグは盛りを過ぎた人たちが集まっていたことから「養老院」呼ばわりされたことがあったそうですが、トッティ選手の動きでJリーグも養老院なんて言われるようなことがないことを祈ります

では、また次回です。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

1件中 1~1件目を表示


1