17日にJ2が終わり、松本山雅FCが1位、大分トリニータが2位になってJ1返り咲きを決めました(J1昇格は松本山雅は2015年以来4年ぶり、トリニータは2013年以来6年ぶり)。更にJ2の3位から6位のチームとJ1の16位のチームによる変則入れ替え戦でJ1に加わるもう1チームが決まります。

先に昇格を決めた2チームだけでもいろいろ背負っているようです。松本山雅は2015年にJ1に初めて昇格も1年ではね返されてしまいましたが、反町監督が再建に尽力して返り咲きを果たしました。一方、トリニータはかつてナビスコカップ(現在のルヴァンカップ)で優勝したしたのに低迷を極めてJ3にまで転落してしまったこともありました。そこからの立て直しですから大変なものです。入れ替え戦に進むチームも久しぶりの昇格を目指すところばかりなので、各チームのサポーターの思い入れも物凄いものかもしれません。大相撲では幕内下位の力士が大きく負け越して十両に落ちても次の場所で優勝してすぐに幕内に戻るケースがまぁまぁありますが、Jでは最近お目にかかりません。まぁ、柏レイソルのようにJ1返り咲き即優勝なんてことができるくらいでないとそういう芸当もできないかもしれませんが。

大相撲でも長いブランクを経て上位に返り咲くケースが増えています。膝の大けがで1年棒に振ってしまい幕下の下位まで落ちたあとに大関にまで上り詰めた栃ノ心はもちろん、アキレス腱断裂から2年以上かけて番付を十両まで戻した豊ノ島も大変話題になりました。リハビリや医療の技術が進歩したからといえばそれまでかもしれませんが、こういった人達の後を追おうという思いの人が多くなったから簡単に諦めない人が多くなったのかなと思います。J2のチームも「いつかはJ1に」と諦めずに戦い続ける気持ちというのが大事なのかもしれません。

では、また次回です。
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