ただ、普通通りとはいかないようで韓国プロ野球もブンデスリーガも無観客開催なんです。ですが、それなりの工夫もあります。スタンドにはファンから募集した写真パネルが並び、メッセージボードも添えられています。韓国と台湾ではチアリーダーなどのパフォーマンスは普通通りにやっているそうです。少しでも普通に近づけるための努力はしているわけです。NPBでも無観客での公式戦開催が現実味を帯びていますがこれらの工夫もいいきっかけになるかもしれません。少しでも普通に近いところでプレーできることをただただ祈るのみです。
一方で24日に延期していた大相撲夏場所は中止になりました。3月の春場所同様無観客開催を模索していたようですが、4月に入って親方・関取含め6人の感染が判明し、政府の緊急事態宣言の適用期間が開催期間と被る5月いっぱいまで延長することになったのが中止の決め手になったとか。更に7月場所は2週間延期が公表されたうえ、会場が名古屋のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)から両国国技館に変更されるとか。700人近い協会員が一斉に移動するリスクを考慮したことと延期予定期間に別のイベントでドルフィンズアリーナがおさえられていたことが原因だとか。三密を回避できないと普通に近づけようとしても近づけない。ゴールデンウィーク中にやる予定だった静岡の日本選手権競輪も170人近くが集まる大会では…と中止が決まりました。
決して簡単ではないかもしれませんが、普通には近づいていることは確かかもしれません。では、また次回です。