去年は予定より3か月も遅い6月19日にプロ野球が開幕したため「日本生命セ・パ交流戦」も「マイナビオールスター」も実施できませんでした。ですから20週間のレギュラーシーズンが一気に過ぎ去ったような印象もありました。しかし、今年はオリンピックによる中断前までは平年並みのペースが消化されるので交流戦は無事に終わりました。そして、オールスターも控えています。

今年の交流戦はオリックスが11年ぶりに優勝しましたが、セリーグのチームが軒並み上位に食い込んだおかげでリーグ対抗ではセリーグが12年ぶりの勝ち越しを果たしました。特にDeNAは開幕直後は出遅れて断トツの最下位でしたが、交流戦に入った途端に手ごまが揃ったところもあって最下位脱出。交流戦では最後まで優勝争いに絡み3位で終えることができました。今年も「交流戦がターニングポイントになった」と言われるようになるでしょうか? 逆に広島はわずか3勝という交流戦ワーストタイ記録を作って最下位転落になってしまいました。コロナ陽性反応の選手が何人も出てしまった影響があったとはいえ、大変な交流戦となりました。同一リーグ同士の対戦で巻き返すことができるでしょうか?

日程的には例年通りですが、今年はオリンピック対応で一部チームのホームグラウンドが使えない期間が発生しているようです。横浜DeNAが東京ドームや神宮でホームゲームをすることになったし、北海道日本ハムはしばらく札幌を離れないといけないとのこと。交流戦でいい流れをつかめたDeNAですが、なかなか慣れない場所でホームゲームをこなさないといけない状況にどう立ち向かうでしょうか? どこかしらまだ特別なシーズンはまだ続きそうです。では、また次回です。
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