開会式を待たずに6日からソチオリンピックの競技が始まりました。オリンピックそのものこそ世界中の人々が注目するわけですが、テレビ中継の国際映像も世界の注目を集めるものです。

その中で私が気にしてみてしまうのが字幕です。世界標準の字幕なんだろうけど日本じゃ見られないようなものもあります。印象に残っているのは北京大会とロンドン大会の柔道。確か、これまでの大会では残り時間だけしか字幕がなかったと記憶していますが、ポイント表記が出るようになったのです。ただ、試合開始のときの表記は技あり・有効・効果それぞれの数字を出す感じではない。どちらかが技を決めてポイントを得たら表記が「100」になったり「10」になったりするんです。「100」というのは技ありでポイントを1つ得たときの表記で、「10」というのは有効でポイントを1つ得たときの表記です。日本では「技(あり)0・有(効)0・効(果)0」という具合に細かいところに配慮が行き届いたようなものですから違和感ありましたね。実況のアナウンサーも試合ごとにこの字幕の説明していました。わかりやすくシンプルにすることが世界標準だろうと思いますが、説明しなければわからないものって…と首傾げてしまいました。

そして、ソチです。いの1番に地上波で放送された女子モーグル予選1回目、「そんなのあり?」って言いたくなってしまったことがあります。点数をなんでパーセント表示するんでしょう? 30点満点をパーセントに換算した数字で順位表を示しているんです。点数を単純に出せばいいと思うものですが、これも世界標準なんですか? J-SPORTSで放送しているワールドカップでこの表示をを見ておけば違っていたのかしれませんが、これも不思議に見えます。今後、どんな字幕が国際映像で見られるか、よくよく注意してみます。

それでは、また次回です。
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