天候不順、気温も上がったり下がったり…。
桜が長持ちしたからって、なんだか不思議な気候ですよね。
そんな天気もお構いなし。
日本有数の室内競技プールである辰巳国際水泳場で
競泳の日本選手権が行われました。

いわゆる高速水着が禁止になって最初の日本選手権が終わり、
パンパシフィック選手権などの代表が決まりました。
そのお披露目会見で異例の事態が起きてしまいました。
たいていの場合は男女それぞれの代表選手が数人姿を見せますが、
今回のお披露目では女子選手の姿がありませんでした。
選考会である日本選手権での記録が
全体的に低調すぎたからということで
女子の会見参加を見送りにしたという見方が支配的です。
「これじゃ、アジアでも戦えない」とぼやく水連幹部もいるようです。
派遣標準記録の定義上、女子で世界と渡り合える記録を出せたのは
背泳ぎの寺川綾選手だけ。
日本新どころか高校・中学新も女子ではゼロと
3つの日本新記録が生まれた男子と比べればさびしい限りです。

そういえば、テレビで決勝レースを見ていて気づいたことがあります。
女子選手の水着って、黒無地ばかりなんですね。
よくよく見ると、青やグレーの細いラインが入っていたり
ヒップからモモの部分が色違いになっていたりするものがあるようですが、
遠目のアングルで見ると黒無地スパッツ水着を着た女子選手が8人ずらり
というふうに見えます。
高速水着が導入されてからというもの、
機能性最重視という見方が強くなっているのか、
どれもこれも同じように見えてしまいます。
その高速水着が出てくる前のように
色とりどりの水着がプールサイドに揃うような風景が
懐かしく感じます。
男子水着の場合はいくらかのカラーバリエーションがあるのですが、
女子の現行ルール対応型の水着では
まだカラーバリエーションに対応し切れていないのでしょうか?
自分に合った色の水着を着て自信を持ってレースに臨んでみるのも
底から這い上がるのにいい方法のような気がしますけど、
いかがなものでしょうか?

水着のように女子競泳が暗黒時代に突入なんてことはさけたいところ。
男子に負けない好記録をパンパシやアジア大会で見せて欲しいですね。

また次回、お会いしましょう。
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