夏休み後半にセリーグ全チームが
復刻版ユニフォームで戦うカードが各チーム2つずつ組まれ、
その最初のカードが行われています。
中でも阪神は昭和23年から24年、
つまり1リーグ時代末期のものを再現しているそうです。
縦じまが入っていない濃紺一色。
当時も今も「黒いユニフォーム」なんていわれているそうです。
ユニフォームや球団旗のデザインを通じて野球の歴史を研究している
綱島理友さんのコラムを読んだところでは、
戦後の物不足がきっかけで生まれたユニフォームだったらしいんです。
縦じまのユニフォームを使っていた時期も太平洋戦争直後にはあったようですが、
縦じまを入れるための生地が底をついてしまったからか
縦じまのない
濃紺のユニフォームと白いユニフォームが使われるようになったみたいです。
何とかして野球をしたいという
思いの強さが生み出したユニフォームともいえますね。
太平洋戦争が終わって65年。
昭和17年夏に行われた「幻の甲子園」のドキュメントが放送されたり、
この「黒いユニフォーム」が復刻されたりして、
今年の夏は野球ができる幸せ、野球を楽しむ幸せを
いろいろな形でかみ締める夏になりそうです。

では、また次回です。
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