まずはお断りから。
新システムになってちょっと読みにくくなっているところがあるので、改行などの調整をしています。100本以上あるので一気にやるわけにはいきませんが、気長によろしくお願いします。

さて、今回はラジオの話を。
わたしはワンセグを見ることが出来る携帯を持ってはいますが、同じスポーツイベントをラジオで放送していたら必ずと言っていいほどラジオを選びます。
「ラジオはうるさい」と言う人もいるでしょうが、手元にあるポケットラジオからひしひしと伝わる熱気と言うものを一度味わうと忘れられなくなってしまうものもあるし、テレビってある程度腰をすえる気持ちにならないと内容が頭に入らないような感じもするんです。だから、ラジオを選ぶんだろうと思います。

今年の日本シリーズ最終戦も結末の部分はラジオで聞きました。時間的には仕事場のテレビで見ていても問題がなかったのですが、ここは敢えて外に出てラジオを聴くことにしました。どのダイヤルで聴こうかチューニングを合わせていると、RKBの茅野アナが実況しているダイヤルにチューニングがあいました。
茅野アナは2006年のクライマックスシリーズ第2ステージ最終戦でで日本ハムに敗れた時、2007年の第1ステージで千葉ロッテに敗れた時とソフトバンクのシーズンエンドの瞬間をラジオで実況していて、心中冷静にいられないだろう状況でも印象的なコメントを残しているんです。2006年には決着するまで投げ続けた斉藤投手を「あなたは間違いなく、誰もが認めるソフトバンクのエースです!」と語り、2007年の敗北の瞬間には千葉ロッテの第2ステージ進出を告げる花火を見て「この光景を忘れないで2008年のシーズンに臨んで欲しい」と語りかけていました(記憶違いのフレーズがあるかもしれません)。
もしかしたら、福岡では「茅野が最終戦をしゃべったら負ける」なんていわれたかもしれません。でも、わたしは茅野アナが勝利の瞬間を伝えるのを今度こそ聞いてみたいと思い、ダイヤルをキープしました。9回2アウトで攝津投手がマウンドに上がって、3ボール2ストライクまでカウントがもつれていく中でソフトバンクの選手たちの戦いぶりを振り返っていき、そして決着ついたところでスタジアムは歓喜の渦に。「富士の頂上よりも高く、鷹は12球団の頂に!」こういうフレーズを待っていたんです。決着までのほんの数分ですけど、いいものを聞かせてもらったなって思いました。
TBS系の地方局のアナウンサーの方、特にパリーグチームのお膝元にある放送局のアナウンサーの方のラジオ実況って、遠距離受信をしてでも聞きたくなってしまうんです。茅野アナがしゃべっていたRKBのホークス戦はもちろん、北海道HBCの日本ハム戦も往年の「はっきり言ってライオンズびいきです」の文化放送ライオンズナイターを彷彿させる実況で面白いです。

来年も多分、なんだかんだとラジオに耳を傾けてスポーツを楽しむでしょう。うるさいと言われても熱気を体感するために。

では、また次回です。
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