ついに第91回サッカー天皇杯は2012年元日の決勝を残すのみとなりました。対戦カードはFC東京京都サンガFC。そうです。Jリーグ誕生後では初となるJ2同士の決勝となるんです。確か、日本リーグ(JSL)時代までさかのぼっても下部リーグ同士の決勝はなかったはずです。そういう時代がついに来たんですね。ただ、今回はこんな歴史的な出来事を目の当たりにしていても驚きは正直なところ驚きはないですね。特にFC東京の決勝進出は順当にすら見えます。

3回戦でヴィッセル神戸に競り勝った後でも驚きはありませんでした。4回戦の水戸ホーリーホック戦は1対0で勝ったことに驚きましたし、アウェイでの戦いとなった準々決勝の浦和レッズ戦は格上からではなく7年以上勝ててない苦手な相手だから厳しいとさえ思っていました。J2のチャンピオンだからそれくらい考えても不思議ではないかもしれませんが、FC東京は昨年こそ大コケしたもののJ1で常に真ん中以上の順位を保っている位の実力があります。だから、格だけで判断するのはある意味心外です。この際、FC東京が優勝してもJ2初の優勝という快挙として取り上げるのではなく、「遅すぎた初優勝」と言う風に取り上げたほうがいいと思います。

天皇杯のあとは高校サッカーが待っています。まだまだ続くサッカーの季節、今後もまた取り上げるつもりです。

今回が年内最後の更新です。それでは、よいお年を。
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