ロンドン五輪、日本代表がいろいろと活躍し、いろいろと苦しい思いをしている感じがしますね。「メダル間違いない!」と言われていたような柔道でなかなかメダルが取れなかったり、北島康介選手が苦しいレースばかり強いられ3連覇が夢と散るようなことになったし・・・。その一方でアーチェリー女子団体で初のメダル、ウェイトリフティングで三宅弘実選手の親子2代メダルと、あっと驚きまた喜んだメダル獲得なんて一幕もありました。

さて、これはサッカーブログではありませんが、やっぱり男女サッカーの話もしたいとおもいます。
ご存知の通り、男女とも日本は予選ラウンドを突破してベスト8進出を果たしました。中でも驚いたのはなでしこジャパンの戦略的な引き分け。
ブロック1位ならば予選最終戦の会場から列車と飛行機を乗り継いで8時間かけて準々決勝の舞台に行かなければならない。その一方でブロック2位ならば準々決勝まで3日間移動しないですむ。そういう状況を天秤にかけて佐々木監督は無理に勝たなくてもいいと選手に指示したというんです。サッカー日本代表でこんな戦略的な引き分けを選んだのは恐らく初めてかもしれません。サッカー解説者がよく言う(私の中では山本正邦さんが特に言って言う印象がありますが)「勝者のメンタリティ」の一つかなって思うんですよね。ベスト8をより優位な条件で迎えるためにこういう選択をするのって、よほどチームに自信を持ち、周りの状況もよく見えているんだろうと思うからこそでしょう。なでしこジャパンが金メダルをこのまま取れば、女子初のビッグタイトル連覇。スペインのEURO2008-ワールドカップ-EURO2012と続いたビッグタイトル3連覇と同じくらいの価値のものになります。この際、狙ってもらいましょう。
一方、男子の関塚ジャパンのほうですが、なでしこに比べれば下馬評はあまりよくありませんでした。私もスペインと同じブロックに入ったことを知ったところで予選突破できれば御の字というくらいにしか考えていませんでした。しかし、スペインに完勝したのをきっかけにめきめきと自信を持つようになってきましたね。特に目を惹くのは永井選手。初戦はゴールなくても優位な形で何度となくゴールチャンスを作り出し、2つ目のモロッコ戦では決勝ゴール…と武器のスピードを思う存分発揮させてくれました。トルシエジャパンで戦ったシドニーはベスト8でPK負け。さぁ、歴史を塗り替えていくのでしょうか?

それでは、また次回です。

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