バスケの内紛問題、かなりひどくなったみたいですね。国際バスケ連盟が日本バスケ協会に分裂している男子リーグを一本化するように求めていた問題で、10月末までの解決を求めていた国際連盟の要求に応じられなくなったとか。おかげで、男子どころか女子までも次のオリンピック予選に出場できなくなる可能性が生じているとか。

バスケの2リーグ分裂状態って、プロレスの団体分裂みたいだと思っていました。そもそも、日本協会が考えたプロリーグ構想についていけないと反旗を翻した数チームがbjリーグを立ち上げたのが分裂の発端となりました。分裂して間もないころ、日本協会は各都道府県協会に「bjとは関わりを持つな!」という文書を送っていたといわれています。まるで、新日本からUWF(UWFは元々新日本の一派閥でしたが団体に発展したうえで分裂しました)、全日本からノアが分かれたときみたいです。しかし、雪解けのときは来ました。新日本とUWFの場合はUWFの内部分裂でその時を迎えられらませんでしたが、全日本の選手がノアの試合に、ノアの選手が全日本の試合にと交流するときが来ました。バスケでも、日本選手権にbjのチームが出場できるようになったり、bjの選手を日本代表の選考対象にしたりして雪解けの時期が来ていたように見えました。

しかし、国際連盟は、たとえ交流しているとしてもバスケリーグは2つもいらないと判断してしまいました。となると、日本リーグ(現在のNBL)とbjの統合が急務となりますが、NBLの企業チームがチーム名から企業名を外すことを頑なに拒み続けたことで統合のめどは立たなくなったといわれています。なぜ一つじゃなければいけないのか、国際連盟のほうが日本協会に伝えていないならば、なぜそうすべきかというところを国際連盟が明確にすることが先では?と思っています。着々と成績を残している女子代表のためにも、締め出しという最悪の結果にならないことをとにかく祈ります。

それでは、また次回です。
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