第87回センバツ高校野球が1日に決勝が行われ、敦賀気比が春夏通じて初優勝を果たしました。北陸勢初の甲子園制覇というのは、確かに高校野球100年というメモリアルイヤーらしい歴史的な優勝ではありました。しかし、ここまで騒ぐものかなという疑問もあるんです。

ありえないし、あっていいものとは思えないですが、イギリスのブックメーカーがもし今回のセンバツに優勝当てのオッズをつけていれば、大会開始前の段階なら
1.大阪桐蔭
2.仙台育英
3.龍谷大平安、浦和学院
5.敦賀気比
というくらいの高評価になっても不思議ではないでしょうし、ベスト8になったら
1.大阪桐蔭
2.浦和学院
3.敦賀気比
4.県立岐阜商
5.東海大四
というふうに高評価をキープできていると思うんですよね。

去年夏もベスト4だったことを考えれば、悲願達成の可能性は高いという風に考えられて当然のことでしょうし、内容はともかくここまでの勝ち上がりに驚くこともありませんでした。でも、雪国北陸の学校が優勝したからって一律にサプライズ的に扱っているのには首をかしげてしまいます。新聞各紙の大会前評価が低いところがメキメキと勢いづいて勝ち上がれば、雪国でなくてもサプライズ的に取り上げらえても不思議ではないですけど、ここ数年は出るたびに優勝してもおかしくないといわれるような戦力で乗り込んできてるところに驚きの目で優勝を見られてしまうのには首をかしげてしまうんです。

雪国であろうと、力のある学校は関東や関西の有名校と引けを取らない実力があります。そういった学校には相応の目線で見るようにする感覚がこれからの高校野球には必要かもしれません。

それでは、また次回です。
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