22日、プロ野球ドラフト会議が行われ、育成枠含めて116人の選手が指名を受けました。甲子園を沸かせたあの顔、東京ドームで激闘を演じたこの顔…注目選手を交渉権を一体どの球団が得るのか、ひいきのチームがあってもなくても、ファンにとっても選手や関係者と同じくらいドキドキなものです。

さて、当日に放送されたドラフト指名までの家族に密着したドキュメントが放送されましたが、その番組のゲストに元サッカー日本代表の松木安太郎さんがいました。全編見たわけでないのでどういうコメントをしていたかは分かりませんが、サッカーでこんなことをやっていたらどんなことになるかななんて考えていたかもしれません。このブログでも以前、Jリーグでドラフト制度があったならなんてことを話しましたが、あのときから更にJリーグでのドラフトは難しいなと感じるようになりました。

まず、Jリーグ、もっといえば日本のサッカーというのは1つのピラミッドに収まるようになっています。その上の方にあるJリーグだって、J1・J2・J3とピラミッドが形成されています。ドラフト会議に参加できるチームをJ1のチームだけにするか、J2とJ3のチームにも枠を広げるのか、そうするなら特権や制限をどう設定するか…。これだけでも簡単かつ分かりやすく公平にできるのか、私は確信できません。それに、最近は高校生年代のユースチームを卒業してもトップチームに採用されなかった選手が大学に進学したあとにプロ入りするケースも多くなっています。そういう人にドラフト会議はどんな対応をすればいいか、これも簡単ではありません。たとえば、元ユースの大学生をユースまで過ごしたチームが指名すればそこで指名確定で、ほかのチームの指名はなかったことにするなんてことも考えられますね。あと、大学在学のままでプロに入ろうとする選手の扱いをどうすればいいのかという問題もあります。

これだけとっても、ドラフトは野球のもので、Jリーグでやるのは難しいななんて思います。また何年かしたら、「もう無理」なんていう風なJリーグのシステムになっているんでしょうか?

では、また次回です。
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