今シーズン限りで引退した広島の黒田投手の背番号15が永久欠番になりました。引退即永久欠番という形になったのは約30年ぶり。それだけ大きな意味のある出来事になったと言えるでしょう。

最近は「相応しい人が出るまで封印」という扱いにすることが多いのがプロ野球選手の背番号。やはり今年限りで引退した横浜DeNAの三浦大輔投手の背番号18は「横浜ナンバー」と名付けられた上でそうなりました。他にも広島の野村謙二郎前監督の背番号7も同じです。野村さんの場合は永久欠番が一度提案されましたが、本人の意向で封印となったと記憶しています。

サッカーには永久欠番という考えは基本的になく「相応しい人が出るまで封印」とするケースが時々ある程度。主力選手が海外に行ってその選手の背番号が欠番になることが多いからか、期待できる若手が出てきたら翌年にホイホイ背番号を受け継がせることが普通に見えます。アルゼンチンでは、マラドーナの背番号10を代表の永久欠番にするという動きがあったものの、FIFAが反対したため幻になったそうです。代表の背番号だからと言うのもあるかもしれませんが、サッカーは永久欠番よりも継承を旨とする考えがあるでしょう。

では、また次回です。
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